長らく書き綴ってまいりました加齢なる遠足 ロンパリ2017ですが(爆)。こうしてふりかえってみますと、私にとりましては内容が濃かった〜!
とにかくお天気が素晴らしくて、それこそ全日、朝から晩まで快晴続き。ロンドンもパリも雨天の方が有名だ、くらいな街ですからして、これも僥倖。その代わりに寒さがすごかったのですが、なあに信州ルックで全身固めておりますから(爆)、こちらはなんてえことはございません。
つぎの旅行でも再度、パリへ、という足がかりもできたことですし(汗)、John Lobb Paris とのコネクションもどうやらできた。
3年通ったロンドンはそろそろ卒業と、いいたいところですが、とんでもない!
ロンドンの魅力はまだまだこれからが味わいどころな気がいたします(厄介)。今回にならって、ようやく慣れてきたロンドンを基地にして、パリに一定期間の遠征、のような複合プランで行くかなあ〜、とモーソー果てしなく(爆)。
惜しくも手放すことになってしまった、画像のJL2010ですが、ベストフィットとなって帰ってくるわけですから、こちらはむしろ励み。
こいつのオークションときたら、まあ前代未聞の反響で、ものすごいウォッチリストとアクセスの勢いでしたので、けけけ、ビールでも飲みながら観戦してやるか、などといって楽しみにしていたのですが、たまたま設定していた即決価格で、あっけなく終了(祝)してしまい、冬の晩の楽しみが一つ減って
しまったことでございました(爆)。
パリの混雑はすごかったのですが、じつは期待通り(爆)。時間を選んで出向けば、東京よりはマシでしょう。それになんといっても、ラテンならではのゆるさがあるので、楽しむコツさえ覚えれば、というか思い出せれば、楽しめる。とそんな気がいたしました。
それにしてもロンドンとパリを行き来するだなんて、考えただけでもワクワクする出来事!このようなワクワクを求めて、加齢なる遠足はこの先、さらに世界中をさまよう予定でございます(希望にすぎません)。
ロンドンの紳士ファッションの本質は、まだまだ見えてこないのですが、ユーロスターに乗るべく、周辺をウロウロしておりますと、一目でアンタ、パリ行きだねというお方がいよいよ出てこられます。大型の革鞄で、それと知れるのですが、そういう方々は例外なく濃色のロングコートに、ビカビカのブリティッシュ靴!それとハゲ(爆)。
日本みたく、右へならえの短丈コートや、お尻丸出しの「みっともない」スーツなど皆無。これはパリでも同じで、パリの方はさらにマキシレングスのコートや、コスプレ寸前のビンテージ風スーツなどをごく普通に見かけますた。
それぞれに個性的で、似合っているのが印象的。なんというか服装を愉しんでいる感も少なからずあって、側で見ていても楽しめるのです。
日本のメンズファッションは、情報不足もあって、一部メディアとセレクトショップのにいちゃんたちに操作されている感ありありで、誠にせまく、スタイルを持った紳士が少ないのですが、こんなの非常に滑稽です。
ここはイタリヤぢゃないわけで(完全意味明瞭)、全身バランスをもう一度見直して出直してこい、てなもんですよ、ほんと(他人のこといえるのかよ)。
ところで、先日のCNNニュースで、ユナイテッドエアーが、航空機の機内ディスプレイ廃止の方針、というニュースが流れましたけれど、私、これ、こうなればいいんぢゃないか、と、機内でぼんやり考えておりました(まじ)。
もうね、機内ディスプレイを通して見るのは、まあ映画。というか動画がほとんどですよね。あ、たまに今どこ?の地図があるか。
アマゾンプライムのおかげで、機内搭載の動画では、最新作の一歩手前のところまでは全て、既読というか既視になっちゃってる(ヒマなのかよ)。
最新作だけは劇場に出向かないと、ということになりますけれど、別にこだわらない。画質や音声、イヤフォンの使い心地などの点では、i padに代表される一連のデバイスの圧勝なので、機内wifiさえあれば、ディスプレイ不要、というのは別に極論ではありません。
今後そうなってゆくのかどうか、興味はありますけれど、それとは別に機内での過ごし方、ってのも進化してゆくのかどうなのか、空旅のタノシミのひとつ。んま、キホン、酒飲んで、寝るだけっすけどね(爆)。
個人的には、機内で何を着るか、というあたりを慎重に考察しておくかな、とこちらもヲたくの愉しみというやつです。
まあ、アレです。タダで乗らせていただいてるのにあーだこーだ言ってんぢゃないよ、というわけですがね。
靴もひと通り、思い通りのものが揃ってしまいましたし、今後は本物の趣味の領域に入ってゆくことでしょう。John Lobb Paris St.Germain とのおつきあいは今後とも末長くお願いしたいものですが、実に買い物ってのは担当してくださる店員さん次第。
ロンドンの時みたいに、首のすげ替えで台無しにならなきゃいいが、といまから心配でございます。
パリでの初おろしを体験できたPhillip 2閣下ですが、やはりヨイ、というかすごい。革質の良さが、スエードのこの一足では前面に出ていて、クラシックラインとプレステージラインのあいだに歴然とある価格差(ゆうにリーガル2足ぶんです)の理由が、カーフの場合に比べると理解しやすいのです。
ただし、そこはパリ。中世からの石畳や、荒れた路面もそこら中にある関係で、ほんの数時間の歩行でもあちこちこすりまくりでございましたが、なにただの靴です。かえって、記念になったわ、ということで、ナデナデしておきますた(爆)。
というわけで、加齢なる遠足 ロンパリ2017はこれにて完結。
今後は例によって、国内を彷徨いますが、ここへ来てあまりの寒さに参りそうになっておりますので、長野県北部の温泉にでもちかぢか、と考えはするのですがねえ〜(とほひめ)。