さて、画像はDate Just 41。新世代のムーブメントとケースを背負って、現行ロレックスの各モデルの中でもトップクラスの看板モデルといってよい一本。これぞロレックスというわけっす。
で、これのリリース直後からウワサのあったDate Just 2が、いよいよ廃盤となった模様。
同じシルバーダイヤルで比較してみましたけれど、ケースその他はすべて同じなまま、インデックスのサイズの違いだけでここまで印象が違うか、といってたまげます。あ、41にはジュビリーブレスも装備されたのも大きな違いか。
上品な41に比べて、2はなんっかギラギラしちゃってますね〜(爆)。ドヤ時計一歩手前(爆)。かろうじて、デイトジャストの意匠と、オーナーの上品さ(うそ)でもって踏みとどまっておられます。
んが、そこがまたお気に入りだったりするわけ。
実は、41では中身のムーブメントが完全な新型で、トケイとしては飛躍的なアップデート。新ムーブの採用はロレックスとしても大々的なモデルチェンジでしたから、もっとガラリと変わってもおかしくないのに、この程度の見た目の違いに止めるあたりに美学を感じるひととき(爆)。保守本流というべきか。
930〜964時代の911のモデルチェンジみたいで本当に清々しいっす。
2のオーナーとしては、今後の相場が楽しみなわけですが、不人気モデルに限って、化ける、という伝説どうりになるかどうか(そっちか)。
こうしてすでに旧型となった3連ブレスと短小極太インデックスを眺めておりますと、独特のどや意匠でデイトジャストの本流から外れそうになったあたりがdate just 2の持ち味だったのかも、と整理することもできるか。
41の方向性が見えてきたかに思えるいま、この2は、20年後くらいに歴代デイトジャスト史上、もっともスポーティ(=どや)だったモデル、といわれるのかもしれません。