嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

(ぬかりなく)リフレッシュもおこなっておく

2020-04-05 17:57:44 | トクイチオートを考える

うちのB子さんは、走行距離7万キロをむかえる中年女性です(うそ)。メキシコ製ということもあり、同世代のゴルフとの比較では悩んだりすることもありますが、そこは知っててやってる確信犯。楽しさでは断然こちらでしょう、と。

そんなB子さんが手元にいるのですから、季節もよくなってきたし、どこかへ出かけて気晴らしでも、というのは例年のこと。今年に限ってはそんなことわ間違っても言えやしない空気。

とはいえ、オイル交換推奨距離を2000kmあまりオーバーしているのわ、ごまかせやしません(爆)。ドアツードアで3時間のトクイチオートでオイル交換と調整をおこなっていただきました。

オイル交換を依頼しただけなのですが、各部分に調整の手が入って、クルマのポテンシャルが明らかにかさ上げされているのには、腰を抜かします。

dsgの発進マナーは構造上、MTの半クラッチを機械的におこなって疑似的に作り出すものですから、トルコンATの油圧を利したクリーピング現象と呼ばれるアレとの比較をしがちになりますが、あのスムーズネスを期待したところで、そもそもムリ。

DSGをオートマのバリエーションとして捉えてしまうせいで、無意識にクリープ現象まで同様であると期待して発進しちゃうわけです。

アクセルに対してのツキはむしろ良いが、発進時にクラッチのジャダーを感じたり、1→2にシフトアップするあたりで自分の感覚とクルマの動きにごくビミョーなズレを感じておられるゴルフ5、6、7のオーナーは数多くいらっしゃるかと思いますが、それはクルマ本来の姿ではありません。

今回は出庫後にリアタイアの接地感というか、タイアを通して伝えられる情報が増やされていました。タイアからのインフォメーションが腰を通してステアリングやシートに伝えられて、車両との一体感、ひいては安心感につながっています。

旋回時に最後までクルマが追従してくる感じ。んま、わからないでしょうなあ(爆)。

いやあ、本当にすごい。ほんの小一時間の整備でここまでリセットしてしまうなんて、まさに神業。きけば、依頼のオイル交換とホイールの脱着。タイアのエア調整と電気の調整だけをおこなったそうです。ううむ。

戻りの蓼科界隈では標高1600mあたりのところでミゴトな積雪に遭いましたけれど、なにこの後輪の接地インフォメーションがあれば限界が見極められるので全然コワくない。ちなみに夏タイヤでの出来事です。

山の登り口あたりから雨が降りだして、ピークを超えて下り坂に差しかかるあたりで路面は真っ白になったのですが、後輪がスリップする気配がなかったので、そのまま難所を突っ切ってしまいますた。この区間では車両全体が風雪で濡れてくるのにつれて、安定感が増すのが明らかに感じられてすごかった。

車両全体がどっしりと落ち着いて、一体感がひとまわり増すのです。んま、わからないでしょうなあ(爆)。いやあ、私には説明不能の事象ですが、事実をそのまま語っております。恐るべし、スーパーチューン(商品名)。!

ちなみに後続のハイエースやビーエムのみなさまは路肩に停車して、下山を諦めておられました(爆)。

さらに驚いたのは翌日。クルマが一切汚れていないのです(!)。そりゃあ風雪の中、500kmものドライブを敢行したのですからそれなりに汚れちゃってますが、翌日に乾いてしまえば気にならない程度。全体にキレイ。そういう状態ってあるでしょう?

あれなんですよ。訊けば、走れば走るほどに、帯電が解かれた結果が塗装を通してボディに現れているのだ、ということです。