嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

987ボクスタードライビングマニュアル TIP-Sを低速でいなしつける というかいなしつけられる(爆)

2012-04-26 21:40:55 | 987ボクスター・ドライビングマニュアル

Dsc04271 さあて、いよいよ本格連載開始か(うそです)?・・・と、一時期は考えたのですが、いかんせんあんまりネタがないぜ(爆)。

この遠く90年の964カレラ2のデビューから連綿とやっているTIP-S=ZFのトルコンATですが、使い方と使う側に、ある意味での割り切りといって判りにくければ、あきらめが必要!

いまや世界の統一メカニズムと呼んでもあながち過言ではない、VW謹製のツインクラッチメカニズム=DSGを量産モデルではキヲクにある限り最初に搭載した先代アウディTT3.2から、ただの5AT搭載の08年ボクスター2.7に乗り換えた時点で比較してはならない、と自分にいいきかせてわいたのですが、やはり「古い」・・・安く買ったくせにモンクいうなら、きっちりあと200万円払ってPDK搭載の09年モデルにするか最新型の予約入れときな、となります(脱力)。ミッションのタイプでそれぞれに楽Dsc05310 しみ方が生まれてくる、というのは当然ですが、ボクスターのようなキャラクターの濃いクルマでは、そのあたり、さらに色濃い。カネ次第ともいいますがね(爆)。けど、カネ払ったからって、PDKやDSGだってネンピ優先のセッティングがデフォルトです。はやばやと6速に放り込んでズルズル走るのは一緒・・・。なに、ボクスターのようなクルマにのって市街地、つまり低速でパチパチ、マニュアルシフトなどしてみたところでショックに見舞われるだけ(脱力)。ここがDSGと一番違うところで、アチラはこれでもかのスムーズさでマニュアルシフトを受け付けるのに対してコチラはまあここ20年来変わらないシフトショックをしっかり伴う、というわけです。

んま、あーだこうだいわず、せっかくのATなんだから、MTシフトモードはこの際忘れて、乗り合いバスみたいなギヤノイズに身をゆだねて流していればよい。で、道がくねってきたところでテキトーにシフトして楽しむ、というのがTIPーSの楽しみ方なのだ、と気がつくのに5000kmかかりました~(遅いって)。

回したときのあまりの心地よさに目がくらんで、低速の扱いも同様に楽しいはずだ、と勘違いしてしまうのがオーナー、特にアサハカな私のようなタイプの特徴ですが、ここは冷静に観察いたしましょう。低回転でのMTシフトをやめてAT本来のDに放り込みっぱなしの乗り方にシフトいたしますと、まあこれはこれで、いいぢゃないか、となります。スムーズさが際立つ。このモウドではあれよあれよという間に50kmh程度で4速にシフトアップされてしまいますから「ポルシェに乗っているぜ~」とアツくなっているドライバーは空回りしがちですが(爆)、ここでそいつをどうとらえるか、そこが大事!市街地でこのボクスターに搭載されているフラット6を楽しもう、だなどというのは「お門違い」なことに気がつけばそれでよし。私だって、こんなとき「MTだったら」と思わないハズはないのですが、そこはそれ(爆)。当面の私の目標はアクセルワークで5パターンあるというTIPのモードをすべて呼び出して使いこなすこと!・・・ハードル高いぜ(爆)!

というわけで今後も細々とインプレッションを続けてまいりますので何卒よろしくお願い申し上げます!ううむ、TIPもなかなか奥が深そう・・・


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