たはは、ふたたび登場でございます。そう、虎屋のおもかげ。半期あるいはもっと短期の間にその時々の社会情勢まで考慮に入れて加減を変えて作られるという伝説のようかんw。
お好きな方にはわかるでしょうが、いつでも買いたい時に買えて、なおかつ「かならず」満足させてくれる、という特色をもっています。
味わいはもちろんブランドがもたらす安心感、品質面の安定感、ステイタスすべてそろった名品。贈答品としてもトップオブザトップ。また、この先もずっと続いて、更なる変化を遂げるのではないか、ということで先の楽しみにもなる、
と。まさに名品の誉ですね。と、私の「おもかげ」賛歌はこっちへ置いといて(汗)
これもポルシェの「おもかげ」というものです(爆)。画像はカレラSになっちゃってますけど、ほんとはベーシックグレードのカレラのクーペってのが理想。水冷化したエンジンを搭載した911シリーズの第2世代の後期モデル997.2と呼ばれる名車です。
ほんの数年前までは500万円を切る価格で売買されておりました。
911とくればクーペ+マニュアルミッションで、というのが常識でしたけれど、この世代からはPDKと呼ばれるツインクラッチミッション搭載となって、流通している個体はそれが中心なのもさらに私好みですw。
964時代にマニュアルミッションでひでえメに遭ってるからですよw。これ、有名な話でして、気になる方は掘ってみてください。本当にコワイお話でして、名車といわれてるからって、安易に手を出すと大変なことに、というアレですw。
この997.2に焦点を当ててずっと追いかけてきたのですが、ここ10年の間に世の中変わりましたw。おもに路上の空気感。
コロナ禍ももちろん影響が大きかったですが、ドラレコの普及ですとか、自動運転の実用化、走ってるクルマの種類などなど、どんどんつまらなく思えてきて悩んだりしたことも数知れずw。
もちろん運転してどこかへゆくことはいまや生活の一部で欠かせませんけれど、そんな日々の運転を続けるうちに自分のドライビングスタイルも自ずと見直すようになりました。
また、私の987ボクスターは事実上フロント半分は997なのだ、ということに気がつき始めますと、またちがう乗り方をするようにもなります。
tiptronicと呼ばれる、オートマチックミッションの性格も実はドライビングに多大なる影響を与えてまして、たとえばルートによってはうちのツインクラッチミッション搭載のB子さんのほうがキモチよかったりするのです。
そういう中、キモチよく走ろうということで思い出したのは教習所で学んだ運転のお作法。
免許更新のたびに配られたあの小雑誌を引っ張り出して読み返すこと数知れず。いままで理解すらしようとしなかったものがコロナで引きこもりがちなドライバーには新鮮に響いたのですw。
すべての道路交通法に理由がしっかりあって、それらを思い出しながら走らせるとまたさらに新たな発見があったりして、路上に別の楽しみを見出すように変化してきたのです(信じられない)。
なんというか、ルール遵守でメーワクにならないように走らせているとキモチがよい(ほんとうかよ)。
とかいっても、ニンゲンなかなか変われるものでもありませんw。路上で繰り返してきた数々の極悪非道ドライビング(ウソですよ)の数々には赤面しきりですけれど、ここへきて、ルールを守って走るカッコよさってのは確実にあるな、ということに今更ながらようやく気がついたわけです。
ボクスターに乗って流しているとクルマがそんなことを教えてくれている気がしてカンドーしたのもつい先日のこと。
オメーそれ売っちゃうのかよ、と思われるでしょうが、実はつい先日、お盆の真っ最中に突然、ボクスターの次のオーナーが決まってしまったのでした!
詳細次号