ズガーン!平湯温泉の日帰り施設、「平湯の森(また寄ってるのか)」のPに佇むゴルフ5・・・この角度からですと非常に無骨で頼もしいスタイルですが、あのキモチよい走りとは裏腹な印象か。それにしてもどこから見てもゴルフである、というアイデンティティがデザインされているのはミゴトです。ゴル2から連綿とやってるリアクォーターの幅広いピラーが伝統!お世辞にもカッコよいとか、美しいとかはいえないが、その無骨さがウリ。だいいちカッコイマイチでも乗れば見えない(爆)。
「ゴルフである」、と!7のウワサまで浮上している昨今、ここまで連綿とやってきたからには、いまやブランド性まで備わっている気がします。
お借りしている間、何度か洗車をしながらボディを詳細に観察してみたのですが、ボディ外板の回りこみ・・・主にサイドとリヤが徹底している。ドア下なんて覗き込まないとフロアーは見えませんし、マフラーも完全に隠れるくらいまでリアもスポイラー形状をなしています。直後から眺めますと「ローダウンか(爆)っ!」と勘違いするほど。つまりは「丈が長い」わけです。空力に有利なほかに、剛性にも多分に寄与することでしょう・・・重量にはどうかと思うが(爆)。
ボディそのものの高さがミニバン並みにあるので、重心が高いのか、と思わせるのですが、いざ着座してみればヒップポイントはゴル4プラスアルファ程度に低め(ポロとの比較です)。現行のアウディTTにもそっくりの高めのダッシュボードの見切り線と巧みなウィンドウ・グラフィックに包まれているとなんともいえない強固なものに囲まれている安心感がある。レザーシートも体格を問わない万能サイズで電動メカにはランバーサポート(あまり効かないが)まで装備されている ぞ!
平湯界隈にはご覧のようないかにもオイシイコーナーが連続するわけですが、どっこい、ペースカーに阻まれてしまうのが常でございますからして、「回して楽しむ」まではいけませんし、だいいちゴルフはそんなタイプでもない(爆)。が、そこはそれ、タイミングよく貸し切りのコーナーを見つけては楽しむわけですが、絶妙のロールとニュートラルなステアリング、フラットなトルクを利して旋回。慣れて参りますと一緒に遊んでくださるビーエムなどもいらして徐々に油音が上がり気味となるわけですが(爆)タイアすら鳴かないのはブキミなほど。
トクイチの車両、特にこのゴル5ではそれこそDのまんまでことが足りる。この6ATの制御がまた見ものなのですが、デンキと油脂類に最適化が計られているこの個体に関しては踏み方にさえ気をつかってやれば5で進入、ののち旋回、5のまま脱出などという芸当も不可能ではありません。で、そんな走りを行っていると・・・
ガーン!返却直前に給油を行った際の画像・・・今日のアータの走りですと、満タンでこれくらい走りますよ、という意味ですが(爆)・・・な、なんと4桁逝ってる(驚愕)!・・・東海北陸道でもだあれもいないのを幸い、アウトバーンのペース(一部謎)だったのですが~・・・
ううむ、恐るべしトクイチオート、恐るべしEBS。笑劇のポロ彦さまの引き取りはこのあとすぐ~(TV番組調)