舌切りスズメ。ピーピーピー。

女子高生が塾に来る途中でヒナ鳥を拾ってきた。雨の中、草むらで鳴いていたそうだ。ずぶぬれで、よたよたしている。スズメでした。
現場に行ってみた。木の上でさかんにピーピーと鳴き声がするが、巣は見えない。
見えたとしても、よじ登って巣に戻すのは無理。身体を乾かして、さて、エサ。
とりあえず近くのスーパーで探して、猫用のエサとピンセットを買ってきた。
何回も挑戦したが、鳴くばっかりで食べてくれません。どうしよう。
中２の生徒が来て、「うちは裏山でヒナを拾うことがあって、お父さんが鳥には詳しい」と。さっそく連絡してもらった。すると「すぐに受け取りに行きます」と言ってくださった。ありがたいことです。
「猫のエサなんか食べさせたら、死んでしまいます！」とのこと。フー。
元気に育ってくれますように。
拾った女子高生が「私からも御礼を言いたい」と。
トラブルの多い現代、拾われたスズメの鳴き声は可愛かった。
女子高生の家にスズメから葛籠（つづら）が届くかも。

今日の写真は、小学生の「サイエンス・シアター　万華鏡を作ろう」で光の反射について説明する西川先生。