黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

厳しい御母様 vs. ニコニコ鼎先生。

2006-05-29 17:54:15 | Weblog
青年教師諸君を対象に、面談の講習会を開催。面談というのは、塾の仕事の一つで、しかも非常に大切です。子どもたちをお預かりしておるのですから。
勉強の状況、成績、受験校などなど。学校とは違って、本音の話がバシバシと出てきますから、私たちにとっては緊張の時。「お互いに建前で、まぁ無難に」というごまかしはできません。
その一方で、挨拶や話し方などの基本はきちんとしておかないと。
「先生と保護者」である前に、ほとんどの場合には保護者の皆さんの方が年齢でも経験でも「先輩」ということになりますから。
「先生は何歳ですか?実際に中学生を育てた経験がないから、そんな楽観的なことが言えるのです!うちの子は正真正銘の怠け者で、とにかく全然ダメです。」と手厳しく言われることもあります。「いや、その、あの子はあの子なりに頑張っておるのですから、モゴモゴ」と、どちらが保護者かわからなくなる。
それだけ期待もしておられるのでしょうから、ここは生徒に頑張ってもらうしかない。
今の若者は、言葉が乱れまくっている。基本的な挨拶だってあやしい。「塾の先生も、言葉遣いはダメですね」と言われるようでは困るので、お手本を。

今日の写真は、面談の立ち居振る舞いのお手本を見せるベテラン組。
御母様役・宮本先生(膳所教室)。先生役・鼎先生(瀬田、南草津、草津、栗東教室)です。スラッカンの女官たちのような激しい対決を予想していたのに、宮本先生はハン尚宮のような優しい御母様でしたネ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする