硫黄島には星条旗。明日は守山高校にＺを掲げるぞ。

歴史と映画に詳しい藤野先生の話では、クリント・イーストウッドの映画「硫黄島からの手紙」は名作らしい。ペアの「硫黄島の星条旗」は駄作だったらしいけど。アメリカ人が戦争映画を作ると、アメリカ軍の兵士はとにかく強い。みんなスーパーマン級の不死身の兵隊さんです。撃たれてもケガをするだけで、手榴弾は投げ返してしまう。アメリカ兵が機関銃を乱射すると、ドイツ兵も日本兵もパタパタと倒されてしまう。世界無敵のアメリカ軍。ベトナム戦争は、あれはアメリカが負けたはずなのに、映画では強い。勝手だなぁと。ま、映画は作ったもん勝ちですね。
で、硫黄島のスリ鉢山にひるがえった星条旗は、実は「ヤラセ」であったらしい。
日本軍を中心に描いたペア作品「硫黄島からの手紙」は名作だということで、たしか賞ももらった。見に行きたいですが、入試が片づくまではちょっと…。韓国の新聞にも「日本軍の兵士になった若者たちにも人間らしい感情があったことがわかって、意外でした」というコメントが載っていました。う～む。
戦争映画は作り物の偽物で、子供のころに「コンバット」なんか見て「戦争ではケガもしないし、死ぬこともない」と勘違いをして、それで朝鮮半島にベトナム、アフガニスタン、最近ではイラクまで出かけていったのじゃないか。
さて「Ｚ旗」。明日は県立高校の特色選抜＆推薦入試。私は応援団の中に含まれていなかった。が、応援団の主力＝真壁先生が急に県外へ出張することになって、「おうみ塾応援団の選手の交代をお知らせします。４番、真壁君に代わって、ピンチヒッターは福井君」ということになりました。明日は守山高校へ出動します。
生徒諸君は今日、県内私立高校の合格発表。感慨をかみしめる間もなく明日が県立。ハードな日程だけど、気力、体力、青春の力でドンドン突破していただきたい。ついでに「一応の忘れ物対策をして行くけれども、忘れ物をしないようにネ」と。生徒諸君の健闘を祈ります。
今日の写真は、Ｚ旗を掲げる私。我ながら頭部が寒そうだなぁ。同情してしまいそうです。でも、気合いはアメリカ軍よりも強いゾ。