黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

「こびとの靴屋作戦」ならず。社長、役に立ちませんでした。

2010-02-17 12:58:40 | Weblog
おうみ進学プラザには、採点を待つテストの山が。「入試シーズンなので、生徒たちも結果を気にしています。採点とデータ処理を急いで」と、事務部門からの強い強い要請。これは急がないと。そこで、朝から密かに採点に出動。TVをつけたら、冬季オリンピックの女子種目、カーリングを放送中。可憐な大和撫子・日本チームが、体格の大きいアメリカと対戦していた。強大なアメリカを相手に戦う、けなげな日本女子。映像的には、正義の味方・日本でしたね。ここは「がんばれー!」と応援したいが、ルール不明。ま、アナウンサーが頼りです。ボーリングのように威勢よくガッシャーンと投げればいいというものじゃないらしいぞ。投げるまでの真剣な目がいいですね。スーッと滑りながら、静かに石を放る。あの姿勢も美しくていいです。がんばれ日本!
で、「やっぱり、早くテストを採点しないと」と出勤す。後ろ髪を引かれる思いでした。あの後、日米決戦はどうなったのだろう。
本社に行ってみると、既に福原先生が採点を始めていた。しかも「加野先生が昨日のうちにものすごく頑張ってくださったので、もうあまり残っていませんよ」とのこと。うわぁ。こびとの靴屋のように、密かに採点を片付けて「あれっ?いつの間に?誰が?」という展開を予定していたのに、これじゃあ反対です。加野先生、福原先生、ありがとうございました。
採点が終わって、石山教室へ。野田先生が塾新聞の発送作業をしていた。
京都の私立高校、県立特色&推薦が終わって、その結果が続々と。おうみ進学プラザとしては、県立高校への1回目の挑戦で合格を決めた生徒たちには「おめでとう!」ですが、それぞれの教室では「輝かしい合格実績♪」は後回しでありまして、次の県立一般入試への備えを。友達が合格を決めて、調子をくずしてしまう生徒がいるかもしれない。早く態勢を立て直して、ラスト・スパートへもっていかないと。塾として一番の頑張りどころです。あちこちの教室の先生たちが「そっちでは、草津東の人気は?」「今年度の膳所高校は、石山高校は…」などと情報交換。これも、点数や偏差値でポンというわけにはいきません。生徒たちには、それぞれの希望や夢、好みがありますから。
何にしても、県立一般入試は、ここからの勢いが大事ですぞ。
今日の写真は、採点の役に立たなかった私。南草津教室で見慣れない備品を発見す。貼り紙にカバーをかける資材らしい。これで美しい掲示物、ポスターが完成します。私も使い方をマスターしなければ。

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