今年度の「読書の秋」はヒット作を連続して引き当てています。秋の幸運。
李栄薫「大韓民国の物語」文藝春秋社。
重量級ですが、冷静でシャープな評論集。著者はソウル大学の教授。日本統治時代の客観的なデータを分析して、「日本が韓国人の土地を奪った」「米を奪って日本に持ち去った」などの「暴虐非道の悪玉日本vs.勇敢に抵抗運動をした善玉韓国」という歴史観には根拠が無いことを資料に基づいて淡々と論じています。
こういう科学的な分析が出てくるのはいいけれども、まずその１として「それ見ろ。やっぱり日本は悪くない」と居直るのは困る。結局のところほめられたことじゃないですから。
その２として、著者は韓国の国内で大丈夫なのかと…やっぱり強烈なバッシングにあってしまいました。出る杭は打たれる。客観的な資料があろうが、ソウル大学教授という権威があろうが、とにかくバッシングを受けて、どんな杭でもボコボコに打たれます。が、それでも時代は変わっているなあと思います。
写真は会議で秋の学習プログラムをピュンピュンバシバシと指示する横田先生。おうみ進学プラザの秋は高速で進む。
続いて司会の中條先生。生徒たちへのアドバイスの例として、「勉強に必要なものは…」と論じて、最後は炭水化物。つまり「勉強の秋キャンペーン」のお米です。頑張って俳句を作りましょう。
湖西ブロック・荊木先生からも指示が出ています。
続いて足下の地味な秋。
私の写真で持っているのは瀬田教室の天体パズルですけど、これが撮影した直後にバラバラと落下す。太陽系の大爆発。スミマセン。はたして元に戻せるのか。
