2/17(金)、千葉市中央区役所に所用があり出かけたので、同じ建物の上階にある市立美術館に寄った。
千葉市美術館は、江戸期の浮世絵などを中心に所蔵しており、今回の展示はその中から「春を寿(ことほ)ぐ」というテーマに因んだ作品が選ばれている。中でも葛飾北斎の有名な作品「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」や、東洲斎写楽の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」は、迫力があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/39/c92f3be121de7a63d6e2f54137a3467d.jpg)
江戸の当時、量産された多色刷り木版画は、鑑賞するためというよりも襖の破れた部分の上に糊で貼ったりして使ったらしい。云わば、主に補修のために使う目的で買い求められたらしい。それゆえ、完全な形で今に残るものは数も少ない、ということになる。しかし、襖に「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」などの木版画を貼って暮らしていたとは、なんという贅沢。うらやましい限りだ。
千葉市美術館は、江戸期の浮世絵などを中心に所蔵しており、今回の展示はその中から「春を寿(ことほ)ぐ」というテーマに因んだ作品が選ばれている。中でも葛飾北斎の有名な作品「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」や、東洲斎写楽の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」は、迫力があった。
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江戸の当時、量産された多色刷り木版画は、鑑賞するためというよりも襖の破れた部分の上に糊で貼ったりして使ったらしい。云わば、主に補修のために使う目的で買い求められたらしい。それゆえ、完全な形で今に残るものは数も少ない、ということになる。しかし、襖に「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」などの木版画を貼って暮らしていたとは、なんという贅沢。うらやましい限りだ。