5/25(金)、千葉劇場にて。原題は『The Only Living Boy In New York』 で、劇中歌に使われたサイモン&ガーファンクルの曲と同名。監督は、マーク・ウェブ。
1980年頃のニューヨーク。まだ、携帯電話も無く、音楽もLPレコードで聴くような時代。そんな時、そんな場所で暮らす一家族の葛藤を描いた作品。この映画を、ストーリーの中心となっている若い一人息子を中心に観れば、リーフレットにあるように「青春物語」となるかもしれない。が、観方を換えて、根なし草ともいえる都会人たちの深い混迷と不安を描いた作品、と観るとまるで別の世界が見えてくる。それは、今に続く世界一の商業都市に暮らす人間の足元の暗さ、の様なもので、興味深く、また面白い。観ておいて損はない作品。
1980年頃のニューヨーク。まだ、携帯電話も無く、音楽もLPレコードで聴くような時代。そんな時、そんな場所で暮らす一家族の葛藤を描いた作品。この映画を、ストーリーの中心となっている若い一人息子を中心に観れば、リーフレットにあるように「青春物語」となるかもしれない。が、観方を換えて、根なし草ともいえる都会人たちの深い混迷と不安を描いた作品、と観るとまるで別の世界が見えてくる。それは、今に続く世界一の商業都市に暮らす人間の足元の暗さ、の様なもので、興味深く、また面白い。観ておいて損はない作品。