文化逍遥。

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ロールアップピアノ

2020年10月05日 | 楽器・エッセイ
 以前から欲しかった「ロールアップピアノ」というものを買った。その名のとおりで、クルクルと巻いてしまえる。主に、「ヴォイシング」を学ぶためだ。まあ早い話が、音と音とをどの様にぶつけるか、ということだが、それを勉強するにはやはり鍵盤が一番だ。ピアノやオルガンは場所を取りすぎるし、ピアニカでは鍵盤数が少なすぎる。そこで、場所を取らず、ある程度の鍵盤数があるという、言わば矛盾を解決できているのがロールアップピアノ、というわけだ。すでに発売されてから、ずいぶんと経つが、価格も下がり機能も充実してきたのでヨドバシカメラで6500円ほどで買い求めた。10パーセントのポイントも付いてくるので、実質6000円ほどだが、USB充電コンセントは別売。


 「smaly」というメーカーの製品で、鍵盤数は61。音色数は128で、リズムパターンも128。デモ曲は45。正直言って、そんなには要らないし、「拍手」だとか「鉄砲音」なんてのもあるが、そんなの使う人がいるのかねえ。それよりも、鍵盤のタッチが今一つ鈍いので、基本構造にお金をかけて欲しかった。まあ、それでも値段を考えれば、仕方ないげどね。あくまで、携帯に便利な練習用の機材、と考えた方が良い。若い頃、仕事で地方を回り、ビジネスホテルを泊まり歩いた。あの頃、こういうものがあったら、夜ホテルでヘッドホンを使って練習できたので良かったなあ。その頃だったら、おそらく数万円出してでも買ってた。


 こちらは、巻いた状態。88鍵のタイプもあるようだが、このくらいでちょうど良い感じ。仮に、上達出来たらキイボードかエレピにしたいところ。が、起き場所がないなあ。

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