ウォルター・デイビス(Walter Davis)は、わたしのレコード棚ーブルース121で取り上げたヘンリー・タウンゼントと同じくミズーリ州セントルイスで活躍したピアニスト及びヴォーカリスト。生まれは、1912年3月1日ミシシッピー州のグレナダで、亡くなったのは1963年10月22日セントルイスだった。
OLD TRANPレーベルのLP、OTー1213。1930-1933年の録音だが、本人は何故かピアノを弾いておらずヴォーカルだけで、ルーズベルト・サイクスやジェイムス・ジョンソンがピアノを弾いている。1曲だけ、prob(たぶんー可能性ありの意味で、すなわち確実ではないこと)でヘンリー・タウンゼントがギター演奏となっている。年齢を考えると、デイビスがまだ20歳前後の録音になるので、あるいはピアノの演奏に不安があったのかもしれない。
写真を見てわかるとおり、スリーピースを着こなしてポーズを決めており、なかなかにオシャレで、セントルイスでショービジネスに携わっていた黒人の意地のようなものを感じさせる。
LP裏面。
OLD TRANPレーベルのLP、OTー1213。1930-1933年の録音だが、本人は何故かピアノを弾いておらずヴォーカルだけで、ルーズベルト・サイクスやジェイムス・ジョンソンがピアノを弾いている。1曲だけ、prob(たぶんー可能性ありの意味で、すなわち確実ではないこと)でヘンリー・タウンゼントがギター演奏となっている。年齢を考えると、デイビスがまだ20歳前後の録音になるので、あるいはピアノの演奏に不安があったのかもしれない。
写真を見てわかるとおり、スリーピースを着こなしてポーズを決めており、なかなかにオシャレで、セントルイスでショービジネスに携わっていた黒人の意地のようなものを感じさせる。
LP裏面。