King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

アイバーソンは健在

2004年12月17日 00時01分03秒 | 日々のこと
ナゲッツ対76ers

December 14, 2004
Wachovia Center,
Philadelphia, PA
Attendance: 15,392

FINAL     1    2   3    4    T
Nuggets   27   29  25    21   102
76ers     27   19  30    34   110

ナゲッツは2年目のカーメロアンソニーとキャンビー、ケニオンマーチンと
とてつもない布陣になり今シーズンはさらに上が狙いそうだと感じていました。
しかし、マーチンがあのミントブルーのユニフォームが似合わない。

それに、派手なプレーで雄たけびを上げたり、積極的にゴール下を支配し
ようという姿勢が見られません。何より、前半見られたはにかみ笑いのような
笑顔が見れ世間話のような話しかけるシーンがアップになります。
前半は、第1Qの同点から始まり、その時点で主導権は79ersにあったように
見受けられました。主導権というより、先手は常に79ersで来ていると。
しかし、第2Qに点差が広がります。アイバーソンがいない時間、もしくは
センター不在の時間にずるっとで来た点差が残る感じです。

前半の存在感はナゲッツのキャンビーとマーチンです。そのコンビで守り
得点ともに目立つコンビで、リバウンドやブロックショットを決めていきます。
しかし、それが見られたのも前半で、段々マーチンがやる気を失い、それにつれ
勉族もおとなしくなります。ゴール下でのファール判定がホームよりだからと
言ってあからさまに笑顔を出して皮肉るより、ファイトあふれるプレーで
雄たけびをあげてほしいものです。マーチンと勉族共に好きなプレーヤーです。

マーチンには、このミントブルーの涼しそうな色のユニフォームは似合わない
感じです。彼にはネッツの白と紺が一番です。ひょっとしたら今シーズンどこ
か違うチームに移動するかもしれません。ニックスなどがいいと思います。色
的にも。
アイバーソンのアイバーソンらしいプレーが久々に見られました。しびれました。
後半、最大15点差を一気の寄りでひっくり返し、最後までそれを守りきりました。
アイバーソンの気合に応えたのが、若いグリーン、アンドレ・イグダーラ、ダレンハート
、コーバーと名のある選手より無名の選手ながら、技術よりアイバーソンに
応えようとした姿勢がとても熱いものを感じました。

ロビンソンが今期でないとか、成績が5割以下とか暗い状況でまたプレーオフを
逃すのかと思いましたが、死んでませんでした。特にアイバーソンのプレーが
今期ポイントガードということで、彼自ら点を奪いに行くというシーンが今期
は見られないのかと思いました。それは前半、彼がボールを運び、ショルダーから
ひとりピック&ロールした選手にパスを入れるというプレーが再三続き、これが
セルテックスからきたジムオブライエンの戦法かと思ったのです。

しかし、後半からは違いました。全然走る力やスピードが衰えず彼がボールを持つと
そのドリブルでディフェンスは悉く抜かれ、どんな狭いところもすり抜けて3点プレーを
多く獲る。コーチ、ブラウンのときのように自らロールしてパスを受けてシュート
を放つ。穴と見ると積極的にそこをつく。先発のフォワード陣が弱いのに積極的に
センターやフォワードにパスを供給し、チーム内に司令塔としての意識をしっかりと
築きさらに、フィニィッシャーとしてのテクニックとスピード、積極的な点取り
姿勢もなくさない、本来の彼の姿が見れました。

アンドレミラーは、クリッパーズに移籍したときからまったく精彩ありません。
インサイドへのペネトレートは、いつもワンパターンだし、スピードもなく、
カーメロにボール運びとパス供給をさせているところもいただけません。
昨期スピードで築いた成績も今期は走って入れあう展開は少なそうです。
走りあう展開にするなら、それに順応した選手をそろえないといけないでしょうし、
現在の控えボイキンズ以外、ロドニーホワイトやフランシスコエルソンしか
使えないというのは、明らかに戦力不足。ネネやスキティシュビリがでて
こないのも不思議です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする