King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

キッド復帰

2004年12月09日 23時50分54秒 | 日々のこと
December 7, 2004
Gund Arena,
Cleveland, OH
Attendance: 16,556

FINAL    1    2   3    4  T
Nets    23   21  32   21  97
Cavaliers 28   25   26  24  103

アロンゾモーニングの元気な姿が見れるとは、彼のパワープレイは
どのNBAプレーヤーより花があります。彼はそんなに身長はないのに
自分より高いセンターに果敢にパワープレーを挑み、外からも中からも
点を取ります。フックシュートが後半入りませんでしたが、前半放され
ずにどうにかついて来れたのも、ネッツにベテランとしてモーニングと
キッドがいたからです。

ただキッドは、復帰したばかりとはいえ、いつもの速攻や自ら走っても
誰もパスを出す先がなく、いつもの得意の投げキッスしてからのフリー
スローも見られませんでした。後半の拮抗した展開は、モーニングや
リチャードジェファーソンのがんばりの様でもありますが、何か作られた
拮抗した展開のようで、もとよりモーニング、キッド以外皆二軍のような
ネッツの面々で、いつもプレーは単発だし、得意のファーストブレイクはないと
なるといいとこありません。

二軍と言っても4分しか出ていないアーロンウィリアムスもいるはずだし、
トラビスベストなど本来の力ならという選手はいるのです。リチャード
ジェファーソンはこの試合リーディングプレーヤーですが、それでもファイナル
で大暴れしたネッツの時の物ではありません。オリンピックからずっと調子が
悪いと言われ続けています。この日のゴール下へ飛び込んでのダンクなどみると
類まれな運動能力はあり、厳しいロングシュートなども決めていました。
早い展開からのダンクなどがなくなったのは、チームの制約なのかキッドの
体調のせいなのか定かではありません。

日本でも、ナイキのCMにも出ていて人気のレブロンジェームスは、出だしは
おとなしく始まりましたが、彼の身体能力の高さや個人技のレベルの高さは
目を見張るものがあります。特に、ターンアラウンドからのフェイダウェイ
では、その滞空時間の長さは、完全にディフェンスが落ちてから打っているという
凄さです。NBA選手ならターンした後制止して打つのは、当たり前ですが、飛んで
いるという表現がそのままの姿です。

アシストも今日は光りました。ネッツのキッドを意識したのでしょう。彼への
パスを狙ったのも偉大の先輩へ向けてのアピールでしょう。ダンクの姿も
決まっています。まだまだ伸びるそんな素材です。ビンスカーターのように
チームのごたごたやスーパースターだから受ける軋轢にその伸びる成長の
芽を衰えさせないでもらいたいものです。まさにあのナイキのCMのように
最後は自分にも勝って真のスターになってもらいたいと思います。
コメント
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