King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

かぐらは吹雪

2004年12月21日 23時20分33秒 | 日々のこと
今シーズン4回目のスキーは、かぐらでした。
もんきちさんがコブができていたということと、
かぐらの一番上のコースが自然雪で滑れるという
情報で、そろそろコブも滑ろうかという感じで出かけました。

天気予報は、数日粉雪という予想でした。
お天気マークは晴れです。粉雪。かぐらについたら完全な吹雪でした。
さらさらもち持ちの粉雪ではありましたが、風が横殴りで吹き、
顔に雪があたり痛いくらいでした。

それに、ゲレンデに向かうまでが凄い大変です。
まず、駐車場から大きなロープウェイで上ります。
何度も載ったロープウェイです。それから、バスに乗ります。
これは初めてです。
しかもどこかの路線バスをそのままチャーターしたような
スキー持込100円なんて書いた看板がついていたり、なんかのツワー名が
ついた紙までサンバイザーに刺さったままのバスです。それが、
一台分しか幅のない山道をよっこら動いています。途中すれ違いのために
待ち時間まであります。

普通バスにスキーキャリアがあるのですが、ボードもスキーも持ち込みです。
そんなバスに50人も乗せて立っている人は、板を持ちよろめいて人に当たって
事故にでもならないものかと心配になります。ロープウェイには、持込の時に
カバーなどを渡しますが、それも無しです。

それでやっとついたら、今度はまたロープウェイでかぐらまで行きます。
これが6人乗りで効率が悪い上に遅い。これもしかしたら帰りもこれに載るのかと
思ったら、最後の3時45分のリフトを降りたらもうすでに長蛇の列でした。
それなのに、アベックなんか2人だけで乗せたりしているので、待たされまくりです。
そんなのかまわず6人乗せるように改札ががりを教育すべきです。

ですから、帰りは3時45分に改札ストップで列に並んだのが50分くらいで、下に
ついたのが、4時40分頃です。着替えて帰りが5時ごろでしょうか。車には10センチ
位積もっていました。温泉は、この雪で三国峠を越えるのがいやだったので、
湯沢まで行って駒子の湯つかろうと考えていました。しかし、インターへ向かう
雪道を降りていくとどんどん雪がひどくなり、道も真っ白になってきました。
これは温泉につかっている間に帰れなくなったらどうしようと考えました。タイヤは
とっくにスタッドレスにしてありますが、昨年の菅平以来、ちょっと雪道は自信
無しです。今日も40キロくらいでのろのろ走りました。

今日はしたがまだ融けていたし、菅平の時の真っ白な道路から比べればぜんぜん
たいしたこと無いのですが、今シーズン最初でしたから慎重になりました。
菅平の時には、帰るときには20センチは車に積もっていましたし、駐車場に土もしくは
コンクリートは見えませんでした。それでも、今日は高速に入っても雪をつんだままで
ちょっと顰蹙物でした。湯沢の町に入って雪も道路になくなったのに、温泉は
あきらめてしまいました。今日は本当に慎重でした。まあ今後のこともあるから。

スキーの方は、今まで人口雪の固い高速バーンばかりだったので、おやと言う感じ
でした。かなりの急斜面を足をかなり放り出すようにして、エッジングしてGが来るぞと
待ち構えていてもグンという反発がないのです。逆に体重をかけたエッジをボンと
受け止めてくれるのです。新雪は良い。なんか良い。そう思ってしまいました。ボンと
行って切り返しも楽なのです。雪のたまりにエッジを立ててそのままずぼと前のめりに
突っ込んだり、新雪ならでわの楽しい斜面でした。しかし、風が吹流しが常に真横になる
ほどあり、雪はよいものの最後まで、かぐらの粉雪はこうなのかと、騙されたと、
心の中で悪態をついていました。

天候には残念な思いをしましたが、でもかぐらというとハードな斜面というイメージ
ありましたが、今日は一日いても楽しい一日でした。雪が少なく、コースが限られ
ていましたが、前ほど斜面をハードとも感じなくなっていました。あのテクニカル
コースでさえ、こけることもなく降りられました。もちろん新雪でスピードが抑え
られたからでしょうが、なんか上達してないかと思ってしまいました。
コメント (1)
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