King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

祭りの後

2006年12月05日 23時41分16秒 | ジョギング
西武によりいつも走っている私の公園が私の市に無償で譲渡
されるという記事が新聞に載りました。
今日もその公園は、2往復しました。祭りのため3日に自宅から
公園までというシティマラソンコースを走ったばかりですが、今は
走れるうちに走っておかないとスキーやら年末の用事で走れ
なくなるのです。それに天候も気になります。

その公園の値段が100億の時価総額であり、簿価でも30億なん
だとか。それをただで売るというのはどういうことなんでしょうか。
私ならただでもいらないですね。なぜ県に売らないのでしょうか。
もともとこの公園ができるとには、リゾート法という法律の下、これから
は日本人は豊になり、滞在型のレジャーが根付き余暇も休日も
長期になり日帰りレジャーの時代ではないということでした。
駅からロープウェイや人工スキー場や国際会議が開かれる会議場
などの建設がまたこれからできるはずでした。

しかし、いつの間にかそんな話もあったなあとなってしまい、西武は西武で
スキー場からホテルから次々に既存の施設を売り払い、債務圧縮に
乗り出しました。私はその経営姿勢が正しいのか疑問です。利益の
出ている施設は、更に投資をして既存のサービスから更に金が取れる
ような施策だと人は見ています。儲けが出ているところで更に儲けると
言う安易な発想とサービスカット。これで今までの顧客が愛想を尽かさず
より金を落としてくれるのか。多くの債務を抱えても地域に及ぼすサービスや
雇用や波及効果は多大なものがあり、ブランドイメージも保たれてきた
のです。それをなりふりかまわず赤字を徹底的に削減して黒字の企業に
しても、果たしてそれで地域や社会や株主に貢献したことになるのか。

今まで西武が社会に果たしてきたものよりもより多くの果実が振舞えるのか
それは残された施設で証明されるでしょう。顧客の支持が得られるのか、
それとも他の施設に流れるのか簡単に結果が証明してくれます。
コメント
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