King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

雪山の記憶

2007年01月01日 23時44分29秒 | 日々のこと
道路まで真っ白で、高くそびえる山が延々と続く雪国から
私の街に帰ってきました。
録っておいた寅さんや腰痛で不発のマグレディと骨折で不出場のヤオミン
ロケッツ対風邪でエースジャメインオニールがいないペイサーズという
試合も見て家でのんびりしました。
帰ってきたばかりなのに、雪山で過ごすお正月はいいよなあと
しみじみ感じています。
というわけで、今月9.10の八海山の深雪キャンプを申し込んで
しまいました。深雪中毒が発症しました。

滑りについては、今シーズン入りした直後の苗場のイメージが
一番よく、あの時のように今は滑れないのですが、検定が終わった
ので、またあの滑りをしてみようと思います。結局黒姫でやったのは
今までどのスクールでも言っていたトップから捉えるということですが、
黒姫でビデオを撮ってもらいみると確かにトップの裏が良く見えています。
講師の見本の滑りは、いつも板が雪面についているのです。
講師はトップ&テールという言葉は使わなかったのですが、ブーツを
中心に板を動かす動きと言ってこれからはそんなコントロールをしなさい
といいます。私は、トップ&テールコントロールとは決してブーツを中心に
板を動かすコントロールではなく、ターン中どのエッジが効いているかが
トップ&テールなのだと解釈していました。

プロじゃない講師がいるスクールなどでは、とにかく教わる側もアクションを
より強調してポーズをしたり検定は演技なので、形を作る事を要求
したりします。しかし、我々クラスだとほんの1㎝の体の出し入れや足の
前後差や微妙な違いを問題にしているので、かえって変な癖をつける
だけかもしれません。ある程度のクラスになるととにかく講師のあとを
ながーくついていくだけとか一日一緒にとにかく滑る量を増やすもののよう
です。

先シーズンは、二級や一級はターンの山周り部分をみせると合格だと
いう言葉に触発されて、山周り部分を作ることに腐心しました。しかし、
どうしたらそれができるのか、やはり正確にはわかっていませんでした。
今シーズンの手前から、切り替えの後にすぐに重心を谷側に落とすと
言うことに重点を置きだします。黒姫でやったのも実際このことです。
とにかく切り替えたら意識を谷川のトッブの位置のエッジに持っていくこと。
その時に気が付いたのが、意識を持って行ってもすぐに板を回しては
だめで、エッジを切り替えたら板がまわり始めるのを待つことです。

切り替えてもそれだけでは、板は今までの方向へ直進移動します。
板に連れて重心も移動します。しかし、重心は谷方向に移動している。
すると板はその形状から、自然とカーブを始めて板にそれに連れ徐々に
圧を増していくと回旋するとともに方向転換して今度はかけた圧を
開放するという運動に変わるわけですが、このように時に逆と時に順
方向と複合した運動系を制御することになります。これは意識や言葉で
やっていては間に合わないのです。この複合しねじれ運動を整理して
常に制御しないと滑らかで常にコントロールしたターンにならないのです。

私の自己流のスキーでは、最初スクールで腰振ってターンをしていると
言われました。そして現在、やろうとしていることはその腰を振るターン
なのです。まあ実際は振らないのですが、よくいう股関節を使うターンとは
この腰の動きを制御することで、下半身を全て制御したあとに次に意識
することはこの腰なのです。そしてコブも特別な動作や制御は必要なく
下半身の吸収解放運動だけで、それはこぶのでこぼこを腰のサスペンションと
下肢のサスペンションで吸収する運動が加わるだけです。

それと苗場の気持ちよい滑りもまた取り戻したいというのもあり、
明日か明後日滑りに行きたいのですが、諸々の反対があり、
仕方なく9.10日に八海山に行くことにしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする