King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

新宿鮫読み終わる

2007年01月05日 23時17分16秒 | 日々のこと
新年になり、もうすでに5日目。早いもんですね。
暖冬で風邪など引かぬと思っていたら、休み明け
風邪声で仕事しています。これは、年末の黒姫での
宿の暖房で乾燥したためです。

でもこんなコンデションでやっと冬なんだなと感じています。
今までは走っていて汗をかいても風邪なんか引かなかったのに、
休みでごろごろし始めたらどんどん風邪らしくなって行きました。
しばらくはのど飴と鼻紙が手放せません。

足の筋肉が激しく筋肉痛になっています。これは昨日のランニング
のせいではなくて、3日のフットサルのせいです。やはりいろんな運動を
やるべきです。2時間走れても他のスポーツはまったくだめなんて事が
あるのです。走るのは全ての基本ですから、運動をして怪我なんかは
ありませんが、筋肉痛にはなるんですね。

夜寝る前に読んでいた『狼花』を読み終わりました。
5年ぶりの新宿鮫だったのですが、読んでもなんか楽しくありませんでした。
いつまでも出世もなく薬の売人や自動車泥棒なんかを捕まえている
刑事がかっこいいわけでもなく、今回同期の最大のライバルもいなくなって
しまうわけで、お前だけいつまで新宿署にいるつもりなんだよという終わり方。
かっこよくも、読後の満足感もないのです。なんか意味があるのだろうか。
悪を決して許さず、ロック歌手の恋人を持ち買収にも応じないそんな
ストイックなヒーローがもはや時代に合わなくなっているようなそんな
感じです。

それに、本当の新宿はいまやもっと国際的に複雑になっていて
決して日本のヤクザが全てをコントロールできていないはず。
新宿鮫は萬年平でも、それと対極にどんどんキャリアを上げていく
キャラがないとなんか息苦しい。日本なんてもともと優秀でも
上には上がれないなんてざらな国だからです。せめて物語では
優秀だとどんどん世の中のしていけるという人も登場しないと
バランスが取れないと思います。

この後まだこの続編を出すのだろうか。
コメント
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