最近面白いことに、スキー場で会った人のページや
ブログに出会ったり、スキースクールのページに
知っている人の合格の写真があったりという事件が
続きました。
当然そうなれば、自分もあたふたしてはおれないという
次の一手を当然皆さんも期待されているようです。
しかし、私は至ってのんびりとこれからもマイペースで
休みごとのスキーをしていくことでしょう。
前回のマウントジーンズでは、まったくフリー滑走で
自分の課題も問題点もしばらく気にせずにいました。
今年の特長というか気になる現象の高齢者スキーヤーの増加
です。先のとがったスキーをいまだに履いて多くは男女ペアで
出現することが多いです。グループでレッスンしているという
特長もあります。もちろん私と同様、ひとりでふるーい板と
ウエアでがんがん滑るでもなく悠々とひとりの滑りを楽しむ
人を見かけます。
だれしも最新のウエアと板で武装して、カービングでがんがん
滑るべきだとは思いませんが、私自身はまだああはなりたくないと
感じています。例えば、検定などではどうしても格好を見れば
その人が歩んできたスキー履歴も予想できます。どんな滑りを
するかも、ある程度予測できます。つまり、ボーダー風の若者
格好だと基礎屋の滑りというよりフリーライド系の滑りをする
のだろうという先入観を持って見られます。ウエアだけでなく、
ゲレンデに立つ立ち姿でその人の運動系は実はあらかた見えて
いるというのも動かしがたい事実です。
普段余り運動していない人が、デモのウエアを着てゲレンデに
たってもやはりそれは一般人の香りしか立ち上らないのです。
スクールの先生が汚い作業着のようなスクールのウエアを着て
いてもすぐにはじかれたように斜面を滑り降りるだろう雰囲気を
漂わせているのと好対照です。私の場合、検定のときこそ違い
ましたが、普段着ているのはフードに毛の生えたボーダーの
ウエアで教える方も多分こんなのに教えたくないという感じ
だったのではないでしょうか。よく1級受験者でいるのは、メーカー
のワッペンとかステッカーとかウエアにべたべたつけて、ジャパン
とか言う文字が必ず入っている人です。本人は俺はうまいんだ
というオーラーに満ちていて、しかし、滑ってみるとそんな
私と差がないという人もたくさん見ました。
ですが、今年は私はシンプル&ハードデューティーで知っている
人には知っているウエアにしました。本人は高かったので当分着る
といっていますが、私のことですからまた来年は、ボーダーのような
ウエアかもしれません。最新の用具で最新の滑りがいいとも言い
切れません。昨年はトップコントロール、トップ&テールという
ことを仕切りと言っていましたが、今シーズンはスキー雑誌にも
フルカービングなどということは出なくなりました。つまり、
ずれて当たり前なのがばれてしまったのです。
技術選などに出ているトップデモでもカービング小回りなどで
滑っていません。トップ&テールなどというのは、どうずらすか
ということですし、逆にエッジにのっかただけの滑りはレール
ターンなどといわれて技術がない代表のように言われます。
つまり板がみんなカービングになり、それも一年一年その形状や
性能も違ってきてカービングで滑るのがうまいかといえないことに
加えて、10、20年前の板で滑る人もいるというのが現状です。
もちろん検定では、受験者の年齢や滑っている板も考慮して
検定するということですが、最近の板で初めて、数年で
1級を受かる人は、昔のとがった板では滑れないでしょうし、
私のように古いスキー歴を持っていると昔の板でも今の最新の
板でも滑れますし、昔は今と違い雪がなくてはげていたり
荒れているところで滑り始めたので現在のきれいに立て溝が引かれた
ゲレンデなど夢のようです。
この間のマウントジーンズもこれに近く、八海山に比べたら
ゴーカート場と峠道ほどの差があります。当然ゴーカート場で
峠を滑る技術はいらないので、そこでできることしかやれない
のですが、こういうところでまあるい大きなターン弧をえがくと
言うのも楽しいものです。八海山で得た新しい技術の先に重心を
落とすという技も板を走らせるということもいりません。
板にまかせて走ってみます。これだけやってもあの苗場での
感覚は得られませんでした。
知らぬ間に自分の滑りに規制をつけていることがあるのです。
実際には、もっと自由にスキー上で動けるのに、動き続ける
物の上にいるために自分の動きにセーブを加え先取りして動かずに
いるのです。最新の滑りを覚えたり、雑誌の形をやるよりも
この自分の動きを規制する動きを知り、それを変えていくことを
今は考えています。他の人のページには未だにカービングでない
人はすぐ板を買い換えてカービングにしましょうとか、古い
滑りの人は、新しい用具でもカービングができないとかすでに
古い記事が見受けられます。
そんな現状に多く表れた高齢者スキーヤーはまた違う影響を
投げかけるでしょう。今年の板の売れ筋は、今までのデモモデル
ではなくオールマウンテンタイプという、どこでも一日楽に
滑れる板でした。この傾向はますます強くなるでしょう。
筋力も必要としない、楽に一日ゲレンデで滑ることができる
という性能が問われるのではないでしょうか。
ブログに出会ったり、スキースクールのページに
知っている人の合格の写真があったりという事件が
続きました。
当然そうなれば、自分もあたふたしてはおれないという
次の一手を当然皆さんも期待されているようです。
しかし、私は至ってのんびりとこれからもマイペースで
休みごとのスキーをしていくことでしょう。
前回のマウントジーンズでは、まったくフリー滑走で
自分の課題も問題点もしばらく気にせずにいました。
今年の特長というか気になる現象の高齢者スキーヤーの増加
です。先のとがったスキーをいまだに履いて多くは男女ペアで
出現することが多いです。グループでレッスンしているという
特長もあります。もちろん私と同様、ひとりでふるーい板と
ウエアでがんがん滑るでもなく悠々とひとりの滑りを楽しむ
人を見かけます。
だれしも最新のウエアと板で武装して、カービングでがんがん
滑るべきだとは思いませんが、私自身はまだああはなりたくないと
感じています。例えば、検定などではどうしても格好を見れば
その人が歩んできたスキー履歴も予想できます。どんな滑りを
するかも、ある程度予測できます。つまり、ボーダー風の若者
格好だと基礎屋の滑りというよりフリーライド系の滑りをする
のだろうという先入観を持って見られます。ウエアだけでなく、
ゲレンデに立つ立ち姿でその人の運動系は実はあらかた見えて
いるというのも動かしがたい事実です。
普段余り運動していない人が、デモのウエアを着てゲレンデに
たってもやはりそれは一般人の香りしか立ち上らないのです。
スクールの先生が汚い作業着のようなスクールのウエアを着て
いてもすぐにはじかれたように斜面を滑り降りるだろう雰囲気を
漂わせているのと好対照です。私の場合、検定のときこそ違い
ましたが、普段着ているのはフードに毛の生えたボーダーの
ウエアで教える方も多分こんなのに教えたくないという感じ
だったのではないでしょうか。よく1級受験者でいるのは、メーカー
のワッペンとかステッカーとかウエアにべたべたつけて、ジャパン
とか言う文字が必ず入っている人です。本人は俺はうまいんだ
というオーラーに満ちていて、しかし、滑ってみるとそんな
私と差がないという人もたくさん見ました。
ですが、今年は私はシンプル&ハードデューティーで知っている
人には知っているウエアにしました。本人は高かったので当分着る
といっていますが、私のことですからまた来年は、ボーダーのような
ウエアかもしれません。最新の用具で最新の滑りがいいとも言い
切れません。昨年はトップコントロール、トップ&テールという
ことを仕切りと言っていましたが、今シーズンはスキー雑誌にも
フルカービングなどということは出なくなりました。つまり、
ずれて当たり前なのがばれてしまったのです。
技術選などに出ているトップデモでもカービング小回りなどで
滑っていません。トップ&テールなどというのは、どうずらすか
ということですし、逆にエッジにのっかただけの滑りはレール
ターンなどといわれて技術がない代表のように言われます。
つまり板がみんなカービングになり、それも一年一年その形状や
性能も違ってきてカービングで滑るのがうまいかといえないことに
加えて、10、20年前の板で滑る人もいるというのが現状です。
もちろん検定では、受験者の年齢や滑っている板も考慮して
検定するということですが、最近の板で初めて、数年で
1級を受かる人は、昔のとがった板では滑れないでしょうし、
私のように古いスキー歴を持っていると昔の板でも今の最新の
板でも滑れますし、昔は今と違い雪がなくてはげていたり
荒れているところで滑り始めたので現在のきれいに立て溝が引かれた
ゲレンデなど夢のようです。
この間のマウントジーンズもこれに近く、八海山に比べたら
ゴーカート場と峠道ほどの差があります。当然ゴーカート場で
峠を滑る技術はいらないので、そこでできることしかやれない
のですが、こういうところでまあるい大きなターン弧をえがくと
言うのも楽しいものです。八海山で得た新しい技術の先に重心を
落とすという技も板を走らせるということもいりません。
板にまかせて走ってみます。これだけやってもあの苗場での
感覚は得られませんでした。
知らぬ間に自分の滑りに規制をつけていることがあるのです。
実際には、もっと自由にスキー上で動けるのに、動き続ける
物の上にいるために自分の動きにセーブを加え先取りして動かずに
いるのです。最新の滑りを覚えたり、雑誌の形をやるよりも
この自分の動きを規制する動きを知り、それを変えていくことを
今は考えています。他の人のページには未だにカービングでない
人はすぐ板を買い換えてカービングにしましょうとか、古い
滑りの人は、新しい用具でもカービングができないとかすでに
古い記事が見受けられます。
そんな現状に多く表れた高齢者スキーヤーはまた違う影響を
投げかけるでしょう。今年の板の売れ筋は、今までのデモモデル
ではなくオールマウンテンタイプという、どこでも一日楽に
滑れる板でした。この傾向はますます強くなるでしょう。
筋力も必要としない、楽に一日ゲレンデで滑ることができる
という性能が問われるのではないでしょうか。