King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

円安について

2007年05月23日 23時46分02秒 | 日々のこと
昨日は、07分台で走れました。今日は、08分どちらも
数秒しか違いません。ただ、今日は32度もあったというだけ
です。そんな暑い中でも昨日と同じペースで走れたというのは
僥倖かもしれません。
ただ二回目の往路がどちらも18分台とダイブペースダウン
してしまうのは、どうしたものでしょうか。
今日は、昼の一番日の高いときに走りました。歩いている人も
まばらな一番暑いときです。

暑いときには、同じ心拍数でもなぜか消費カロリーが高く出ます。
腰もふくらはぎも相変わらず痛いままです。何でこんな暑くて
苦しいときに走るのでしょうか。自分でも解りません。
しかし、同じように走っている人が2人いました。
帰って新聞を読んで、日本経済について考えます。
今企業は、史上最高の決算を発表し今までにない高配当で株主に
酬いています。昨日も大手銀行の決算発表がありました。

日経新聞の一面では、円は世界の基軸通貨の位置を失いつつ
あると書かれていました。また、中国の発展によりといういつも
の記事かと思いましたが、どうやら違うようです。考えてみると
ここ何日かの株高は、アメリカの景気の軟着陸を織り込んで
円安傾向で企業決算もいいと予想されています。しかし、ここ
数年日本だけ金利が2%という超低金利がずっと続いていて
これがそもそも世界の景気を支えているといわれていました。
そして、円安で企業決済もいいということでいい事が続いて
いるかのようでした。それが、なぜ日本だけ世界景気から
置き去りにされているという状況が起きているのでしょうか。

昔は、アメリカの景気を世界で分け合うような感じだったのが
アメリカに物を売り儲けるという日本のスタイルも今やアメリカ
が衰退するにつれ日本も同じように落日に向かっているというの
でしょうか。しかし、トヨタや各商社のようにもはや国際的に
稼ぎまくっている企業を多数有し、今までは考えられなかった
海運株まで馬鹿高な今は、何を変わりに差し出して企業収益を
得ているのでしょう。つまり、GNPの伸びは欧米やアジア各国
に比べ、上積みなしの状態なのに対し他は格段の伸びで、各通貨
もそれにつれ強くなるという構図なのです。

そして、欧米で4%5%という金利が簡単に得られ、日本で金を
借りて安定した通貨に投資するという世界の流れになっていると
いいます。これらは、低く抑えられた賃金コストや搾取されている
人々がいて成り立っていることですね。ただ中国の安いものを仕入れて
いるからではありません。日本人は不当に搾取され、それも稼いだ
金はどんどん海外に流失する事態になっているのです。増大する
ストレスから街では通りすがりに人が刺されたり、人を殺して
ばらばらにしてしまう子供とか簡単に人を傷つける事件があふれて
います。美しい国ですと?どういうことですか。
コメント (1)
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