King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

チリドックと『ワールドオブライズ』

2009年01月08日 23時28分55秒 | 日々のこと
昨年の末に食べたいと思ったチリドックを今日は
食すことになりました。

感想は、これがチリドックかでした。

まあそんなもんでしょうね。ジャンクフードですから。
映画にホットドックとコーヒーはつきものです。
いつもなら元旦は、近くのシネコンで映画を見るのが
恒例化していました。これが、今年は遂行されず、
だらだらと過ごしたのです。

地球が制止する日と同様に、このお正月に上映される
作品として注目されていた『ワールドオブライズ』を
今日は見ることにしました。地球…と同様に見たい映画
でした。

主演だけで売れるスターはいますが、キアヌ同様ディカプリオも
そういう俳優でしょう。その最新作ということで、前作の
『ブラッドダイヤモンド』がよかっただけに、地球…が
ひどかっただけに、出来が気になりましたが、期待して
みました。

前作同様、世界情勢の中のアメリカを考えるうえで必要な
世界観がこの映画にはあります。こういうだましあいを
テーマにして、スパイ戦の楽しみを娯楽映画化したという
には、あまりに現代は地に塗られていて、現実に拉致やら
自爆テロが後を絶たないという背景を考えると娯楽映画
として楽しめるものではありません。

ただ、この世に起きているテロと向き合う上で、これは
みてみるべきでしょう。

私は、アメリカと資本主義を攻撃するために、イスラム原理主義者
がとる戦争行為に、同盟国としての日本人はどう捉えどう取り組む
べきなのかと考えることはありましたが、アメリカのすき放題が
招いたことで、アメリカの自省こそがテロを封じ込めると思って
いました。

しかし、過激に仕掛けられるテロが実は、中東のパトロンにあり、
それ喜ばせていたのも米経済であり、資本主義を自爆テロなどの
過激な攻撃は実際には何を意味しているのか知るにはまだ早急すぎる
感を持ちました。

ひよっとしたら、このアメリカ発の世界同時不況こそ、テロへの
封じ込めの策なのかとも思えます。資本主義を守り、アメリカの
覇権を維持する秘策がこの景気後退だったのか。ただ、結果は
過激なテロリストを喜ばせ、資本主義と西側政治体制やキリスト教徒
は誤りであると勢いづき、各地でまだまだ自爆テロがつづいて
います。

不思議なのは、狙われるところがワールドトレードセンターなど
一般施設であり、宗教施設や軍事施設、政治的中枢というものに
起きるのでなく、一般市民や病院や市内で起きることが多く、
彼らはただ混乱を求めているのかという思いを持つことです。

こういう武装集団には、まず武器を規制することと、金を規制
することだと思います。それがなぜできないのか、なぜ武器が
非正規の軍隊に流れるのか。テロの首謀者を逮捕することより、
その方が大事なのではと思います。

この映画は、お正月に家族揃ってみたり、アベックでみるような
映画でないので、あまり世の評判も良くないようです。でも、
地球…よりずっとできも良く、是非見てみる映画です。
コメント
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