King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

王者の凋落、セルティックス対キャブス

2009年01月11日 01時02分12秒 | バスケ
Team   1   2   3   4   T
Celtics 23   17   20  23   83
Cavaliers 33  16   23  26   98

2009/1/9
Arena: Quicken Loans Arena, Cleveland, OH
Officials: #9 Derrick Stafford , #30 Tony Brown , #10 Ron Garretson
Attendance:20,562
Duration: 2:24

ニューバッシュ、ジョーダンネロは最初持った時には重く
感じましたが、実際に履いてみるとそんなことはなく、
手では曲げられなかったソールも実に感じよく床を捉えます。
最初に履いたのに、足にフィットして、踏み込んでも足が
靴の中で動くこともなく、ソールのクッションも実にいい感じ
でした。

見た目はやはり黒いので、他のファッションに合いづらいもの
で、全体的に黒で決めるか、上に従い薄い色にしていくかと
工夫が必要だと思いました。動き出して足がのろいとみられないよう
積極的なプレーを気にかけようと思うあたり、今でもまだ他人の目を
気にする自分がおかしい感じでした。

前のバッシュの履き出しのときよりかなりいい感じでした。

さて、最近調子の悪いセルティックスは何が原因なのか、対戦相手
は強敵キャブスなので、その実力を試すには十分な相手です。
昨シーズンのプレーオフでは、ビックスリーが本気であたれば、
レブロンだけのキャブスなど当然歯が立たないと誰もが言っていました。

さて、今期はレブロンのチームというカラーはそのままに、その
レブロンがかなり強力になっていることに加え、ディフェンス力を
強化して、チームカラーも守備力を誇るチームとなっており、
セルティックスには守りで競う形になるのか、オフェンスの精度を
競うのか、入れどころの選手とその守備力の完成度を比べるに
もってこいの前哨戦です。

入れどころの選手といっても、キャブスはなんといってもレブロンが
ボールを集めて得点を集中しますから、どう守っていくかというのは
ある程度予測できます。問題は骨折で欠くイルゴースカスの抜けた
穴です。守備力はバレジャオがいるので問題ないにしても、リバウンド
からの得点はやはり落ちるのでは。

それがまあ試合が始まるまでの、考えていたことで、実際にみてみると
あまりにセルティックスのディフェンスは崩れており、全体的なあせり
も感じます。後半早々は、かなり回復した感じがあり、これはいいのでは
とおもったものの、その後中を固く守ってスティールした後も、すべて
速攻になり、その成功率が半分ほどなのに、誰もその攻めをコントロール
しようとしません。

こういうときにこそトレーラーなどの相手にダメージとなる攻めが
必要で、早く攻めたと見せてワイドオープンなど外からの攻撃も増や
すなど、ボールを持つ選手を増やさないといけません。失敗が失敗を
呼ぶ荒い攻めになっているのに立て直せないので、結局点差はそのまま
詰まりませんでした。

注目すべきは、後半にロンドが一人で中に突っ込んで連続フリースローを
得ましたが、それに対抗したのはやはりレブロンへボールを集めて
得点を増やしました。しかし、その攻めの内容はひとりでやっていると
言う感じは受けず、外からスリーだったり、零度からダブルクラッチで
ゴールにアタックしたり、飛んでファウルを受けてそのままシュート
を入れアンドワンも入れてしまうという揺るぎのなさです。

これはチームで守れていないということなのですが、いつまでも
ピアースのマッチアップのせいだけという放置振りだったので
チーム状態という全体の守りが欠けた不調がこのままでは、つづく
のではという印象を受けました。誰が悪いとか、守りのシステムが
なんてことより、チームとしてのまとまりが問われているのではと
思います。

スター集団だから、誰かのプライドが欠けても、誰かのがんばりに
報いがなくてもほころびは膨らみます。シーズンに負の方向に一度
振れてみることもプレーオフを考えれば当然必要なことではあります。
とすれば何も現段階では問題なし。

ピアースのふてくされ顔はいただけませんでしたけど。
コメント
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