King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

スキー場より寒いぜ

2009年01月20日 23時22分16秒 | ジョギング
いつものランニングコースは、ほとんど人気がなくなりました。
そろそろ日が伸びてきています。5時だともうまっくらだった
のに、今では丁度夕焼けを楽しむ時間帯です。そしてすぐにやって
来る夕闇。
宵闇の公園は、誰もいなくて色々と考えをまとめたり、走りを
考えるのにもってこいです。ただ、このコースに人がいないと
いうのは、あまりタイム的にはいいことはなく、人が前にいる
だけで走るという行為に前向きになるのです。

それがただ何の目的もなくぶらぶらしている人でも。

ウォーキングの人や走る人を良し抜こうと思うのは当然ですが、
コースの前の人影は、それだけでなんか目標になるのです。
それがまったくなかった今日の最初の1往復目でしたが、最後の
プール脇まできたら続けざまに4人の走っている人にすれ違いました。

やはり走っている人は続けて走っているんだなあと関心しました。
もちろんこの位置ですれ違えば、追い抜いてやるという目標に
なります。そして、4人とも復路で抜くのですが、まだ10分を切れず
に終了。
リズムに乗って走れたはずなのに、意外とタイムは伸びずでした。

これは、日が落ちて急速に冷え込む寒さにも関係します。
走り出したとは、まだほのかに明るさが残っていますが、それは
すぐに闇の包まれ汗の出が悪くなります。それでも、汗はかいて
いるのですが、かえって冷たい汗が不快になり、すぐにぬぐいます。

NASPAから帰って車を洗っているときに思ったのは、秩父は越後
より寒いということです。日陰には降った雪がまだ融けずにいます。
昔この時期に寒詣りという極寒の行事が行われていましたが、最近は
みることがなくなりました。太鼓を鳴らしながら白装束で市内各地の
神社などを回るのですが、子供の頃その行列についていくとお菓子や
お金をもらえたのです。

今から考えるとぞっとしない行事ですが、その当時は寒さなどものと
もしない元気いっぱいの時期でしたから、冬場の数少ない娯楽の
ひとつとなっていたのです。今の子供たちは、そんな行事が行われて
いても外に出てみることもしないでしょうし、親も許さないでしょう。
なんとのどかで平和だったことか。そして、確実に今よりは寒かった
のではないでしょうか。
コメント
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