King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

老化?スパーズ対ジャズ

2009年11月07日 23時26分33秒 | バスケ
2009/11/05
Team  1   2   3   4   T
Spurs 22   28  30   19   99
Jazz  32   28  33   20  113

Arena: EnergySolutions Arena, Salt Lake City, UT
Officials: #48 Scott Foster , #40 Leon Wood , #65 Sean Wright
Attendance:19,797
Duration: 2:30

まず、ボーエンを出してしまったことでスパーズは
魅力半減です。

ジノビリもパーカーもそしてダンカンも新鮮味もなく、
昨期から衰えの見える感じでしたが、その責任を取らされる
かのようにボーエンを出してチームとしてまだリングを狙える
体裁を保っていると見せておきたいのでしょうが、もはや
そんな程度で再生可能な程やさしい衰え方ではないのは明らか
です。

確かに、今回の補強は魅力的な選手が入りました。
マクダイス、ジェファーソン、ブレアと強力な助っ人であり、
新戦力です。

しかし、それも元の三人が衰えてなかったらそれはファイナル
対策だということでも納得できる話ですが、この試合を見る限り
来期、パーカーは優勝が出来るチームへトレード出でしまうの
ではと思ってしまうほど他の選手はだらしなさ過ぎです。

ダンカンについては、最初ブーザーがついていてそれでは
ミスマッチでやられてしまうだろうと見ていましたが、抑え
られたのはダンカンの方で、明らかに頭ひとつでかいはずなのに、
何度もターンノーバーを取られています。

こんな前半からリードされた試合でも、ジノビリが控えから出て
来るとリズムを変えて、あっという間に逆転というのが今まで
のスパーズでしたが、一度出来た10点差のリードは詰まることなく、
ジャズ優勢のまま最後までペースを渡しませんでした。

いくらホームとはいえ王者スパーズとは思えない戦いぶり
でした。

もともと守備のスパーズなのに、粘り強く守れないところに
スピードに乗った攻撃が得意のジェファーソンが入ったところで
彼にパスを出す人がいないとそのスピードも活かせません。

パーカーは、人にパスを出したり、人を走らせて勝負するより
そのまま自分で勝手に持ち込むタイプなので、最初から噛み合う
はずもありません。

とはいえ齢をとったとか衰えたといってもまだ彼らは30そこそこ
あまりにそのパフォーマンスが下がったのは確かなのですが、
補いどころではまだ戦える形に作れたのではないかと思います。

まず、守備のほころびを修正しないと今までの作戦が取れませんから
ボーエンの代わりを備えないといけないのに出来ていないという
ところでしょう。

逆に、ジャズは中にゴリゴリ行けるチームにはめっぽう強いと
いうことでしょう。

誰にボールを集めるとか、誰に打たせるというチームでなく、
誰でもゴールを狙って必ず中に来るので、しっかりチャージング
をとれないとこんな大量失点になります。

それがスパーズのゲームで起きてしまうわけですから、今期の
今後が予想されます。
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