King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

灼熱の記憶

2014年07月23日 23時59分37秒 | 日々のこと
真夏のランニングで、一番ありがたみを感じるのが
水です。

意識が飛んでしまうような体温のようなお湯の中を
泳いでいたようなランニングでも、途中の給水で
自分をこの世の中にとどめておいてくれるすばらしい
魔法の液体です。

とにかく、体にすっと入ってなじむのは水です。

色々試してみて一番体に一番最も早く吸収して意識を
はっきりとさせます。

一番のおいしさを感じるのもこの夏場の特典です。

Tシャツに浮いた白い塩や体の皮膚にまで白い粉を噴いたように
なって走っていつもより達成感も得られます。

夏の特典。

そんな馬鹿な考えでもこんな経験をしていると熱中症とは
無縁です。

汗で体を冷やす機能は皆に備わっているのに、いつも
冷暖房の効いた部屋にいる人には段々夏場に汗をかく
意味を忘れていて最近の猛暑に対応できない人が増えて
います。

暑いところで暑くなる運動をすると水を飲んだ時にどんな
感じになるか知らない人もいるのです。

今日のような暑い日に外で汗をかいてやっと水を飲んだ時には
体がかーと暑くなった感じになり、すぐに飲んだ水が汗として
排出されます。

その流れが清涼な水の流れのように感じます。

しかし、水を飲んでも体力まで元に戻るわけではなく、
エネルギーは消費されているので、水のようなカロリー
もなく、塩分などのミネラルも補給されません。

ただ、冷やしてくれるだけ。

その灼熱の記憶を持つ者と発汗をすることを忘れてしまった現代人。

まあ正常に体を冷やす機能が人に備わっていたとしても発汗は消耗
を伴います。

それを理解したうえでトレーニングしましょう。

夏でも皆さん運動を欠かさずに。
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