King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ティビカ通へ

2017年03月19日 09時58分45秒 | 珈琲
年度末らしいあわただしいいつもの行事が
立て続けに続くこの時期、地域の祭りとか
イベントとかもあり、なんとも目まぐるしい
日々です。

天候も冬の気候があったり、突如生暖かいような
日になったりとこちらもあわただしく変わります。

ただし、日差しと空気には花々の香りが強く混じり
春の到来を感じます。

そんなあわただしい日をいやすにはやはり一杯の
珈琲が求められます。

コロンビアなどのマイルド感のある珈琲がこの時期
いいかと思われます。

コロンビアといえば代表品種はティビカであり、ティビカ
といえばブルーマウンテンを思う人も多いと思います。

ハワイの珈琲もティビカであり、大粒でふくよかな
味わいにファンも多いのだと思います。

太平洋地域に伝わったのはパプアニューギニアにも
あり、東南アジア地域にはないのかと疑問に思う方も
多いと思いますが、インドネシアにも秘法と呼ばれる
豆があったのです。

マンデリンなど他の地域と豆姿が違う独特の製法の感じの
強いインドネシアですが、トラジャのようにアラビカの
よい豆があり、ガヨマウンテンも長い間しられていない
豆だったと思います。

古い珈琲ファンには像のマークが知られていたものの
飲んだことがあるという人も少なく、本来のティビカの
大粒の感じのものとイメージは違うものという認識の人
が多いと思います。

今回当店に入れたものは大粒の豆でふくよかでマイルド
という感じがよく出ています。

それにコロンビアあたりの大粒ですかっと抜けた味とは
違い、マイルドだけど軽くはないという深さのある味にも
注目していただきたいものです。

焼き方もその点がより感じられるようにしっかりと膨らませ
それでも最後に味を閉じ込めるよう排気を絞るなど調節に
怠りなく気を使い仕上げました。

今月のみ決算サービス価格となっています。

お楽しみください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする