King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

出来てから言うな

2017年03月28日 14時38分19秒 | 珈琲
国会において森友学園のことばかり騒いで
いるなか、予算案が可決されました。

秩父では市民会館と市役所が完成してお披露目されました。

なぜかここにきて出来上がったものに対して
どうなっているのかという問いかけや、返済が
できるのかという疑問をする人がいます。

最近、こういうのが多いですね。

都の市場移転もそうです。

何が争点で何を目指しているのか解りません。

なぜ移転前に作る前にそれらのことが話し合われ
実行されなかったのか。

そんなの原因究明をしたところで何が解明されるのか
何を求めて今の証人喚問をして責任追及したところで
既にやめている人に何をさせるというのか。

今回の小学校の件も来月に開校予定で入学式を
心待ちにしていた子供たちのことは誰考えも
せず首相の責任をあぶりだして政権交代に結び付けようと
攻撃的な目的にされているだけのような、秩父市に
しろ次の選挙にその出来上がったもののその高額さと
借入額を問題にしたいだけのように出来上がってしまってから
さらに声高に問題を提起しだす人たちはみんな一緒で
もともとの生活者のことをみていません。

毎年税収の二倍の予算を組む日本は本当に大丈夫かと
毎年思いますが、ちょっと考えてみるとなんだか何か
嘘が混じっているようなところも嗅ぎ取れます。

というのは税収が50兆ほどといいますが、トヨタのように
売り上げが20兆よく営業利益が2兆円というのを言いますが、
20兆の売り上げがあれば消費税だけで1兆円近く収める計算に
なります。

その他、固定資産税とか法人税とかあるわけですが、これだけ
の売り上げのある企業が日本には500はくだらないはずです。

となると税収50兆なんてのはうそで実はもっと隠れた収入が
国にはあるのではと思えてきます。

いずれにしろ財政破たんの前に取ろうとすれば消費税増税余地も
あるので、根本的問題は日本の人口統計がこれから来る縮小時代を
示しているということです。

日本のピークはバブル絶頂の95年とされます。

それは経済政策の問題でなく、バブルとかいう前に日本ピーク
がそこであり、これからは縮小するという人口統計にあり、停滞も
それに由来するのです。

活力ある社会にするには戦後日本のように人口爆発する社会が
訪れない限り無理です。

晩婚化し、非正規が増える今の社会現況を変えるというのは
かなり無理な話で人口が増えなくても豊かさを保つことを
考えなくてはなりません。

それには今の生活者の立場でもろもろの社会設計をして
豊かな社会を目指すところですが、それが今の国会の様子や
秩父で聞かれる問題提起には見えません。
コメント
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