King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

証人喚問とプライスコレクション

2017年03月23日 14時07分42秒 | 珈琲
昨日は久しぶりに11K走り、体のあちこちが痛くなり
何より春とはいえ手が冷えて顔からは汗が出ているものの
手は冷たくなり、かじかんでしまいました。

ならば日の高いうちに走ればいいようなもんですが、やはり
いつ来るかわからないお客様や注文のため昼間はうちから
出かけるわけにもいかず、夕方では排気ガスを吸いに
行くようなものですべてを歩道を走るコースというのは
秩父では難しくやはり車も通らなくなる夜ということに
なってしまいます。

この時期走るとどうしても震災の時のことを思い出します。

計画停電という長い停電の時に走るとなんとも言えない
不思議な感覚が街にあふれていました。

星がより明るく感じたり、停電とはいえぽつんと電気がついて
いる家があったり何か本来はということについていろいろ考えさせる
時間だったのです。

そんな根源的なことについて思うこと考えることに通じる豆という
のがいくつかあり、珈琲について原種に近い豆からもはや幻といわれる
豆まである中で何かを語りかけるような珈琲とはこうだよということ
を教えてくれる豆もあるものです。
そんなことを考えながら在庫リストを見直してみました。

実はコレクション的に持っている豆もこのリストには載って
いますが、業務用の豆とかレギュラーの豆はこのリストには
載っておらずちょっと見直した方がいいのかという気もしました。

朝起きてテレビをつけるとどこのチャンネルも森友学園の理事長の
証人喚問の話題を取り上げていましたが、これなんて国民が本当に
しりたいことと騒がれていることとの乖離を感じます。

最近は新聞を取る人が減っているということで、ニュースソースと
いうか新聞は新聞で果たすべき役割がさらに重要になると思います。

今月の日経の履歴書はジョー・ブライスさんでこんなのを読むと
読む価値があるなと思います。

新聞もやはり紙で毎朝手に取るところに醍醐味があり、今どきは
ネットで各紙の記事を読み比べられたりしますが、実際には広告だったり
新聞記事の写真だったりが実に色々なことを教えてくれていたことを
知る必要があります。

これは自分で色々経験することや頭で理解するだけでなく実際に
足を運んだり自分で手を下してはじめてわかることだったりと
通じることで現代人は意外とみんなやった気になって済ましている
人々ばかりなんじゃないかと最近はよく思います。

そんな意味で今日飲んだ珈琲は久しぶりに焼いたニカラグアのエルレクリオ
もその思いから飲んだいっぱいで、ああこうだったなという味です。

先日のクィーンスマトラを飲んでもおいしい珈琲とは鮮度でばかりでは
ないと知らしてくれましたし、手挽きのミルが何ともはっきりと味に
ついて変えてくれることもみんな自分で体験してみて知り、なおかつ
伝えたい思いにつながります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする