King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

本当の幸福

2017年04月13日 15時52分41秒 | 珈琲
かつて原発事故でテレビ番組がみなACのCMとニュースに
なっていた時にBSでみたトップギアというBBCの番組に
随分救われた思いと車について日本とは違うものを感じさせ
いろいろと影響を受けました。

突如司会者の暴行で打ち切りになり、もうこの番組自体
放送終了なのかと思っていたらいつのまにか再開され
以前の司会者たちの頃のおバカ番組より面白く親しみ
やすくなっていました。

トランプが日本は車の関税を公平にしていないと嚙みついた
ことがありましたが、日本は米に対して0であり、それは間違い
だとつっぱねました。

今アメリカでは日本の軽トラがブームで人気なのですが、
輸入されるのは25年たった軽トラでそれは25年経過した
ものでないと関税がかかるからだといいます。

これらの事象から日本よりアメリカの方が車に関して
関税が高くもともと不均衡な国なのではと思ってしまい
ます。

しかし、日本で韓国車や中国の車も全く走ってなく
アメ車もめったに見かけません。

日本ではエコな車ばかりが目立つ昨今ですが、有名高級車も
いまではどこもハイブリットカーを導入し、スーパーカーも
モーターとガソリンエンジンを積んでいます。

これはコンピューターの発達とエンジンを大型化するより
加速性能をよく安定化と高速化できることに由来し、日本の
ようにガソリンを節約して走ることのみに特化している
のでなく走り優先でそうなったのであり、ポルシェの
ようにかたくなにマニュアルギアで空冷ガソリンエンジン
でエアコンやステレオもついてなくて2000万もする車を
作り続けていたり、車とはなんなのかということを考えさせる
事態になっています。

結局これは日本の車事情は国の税制とか規制とか人口構成
など国の勢いにまで話の及ぶ問題でただの関税問題にとどまらない
のです。

車は命を乗せて走るものですから、その安全性はメイカーの
信頼度にも由来し、日本でのブランド力とはただ速いだけの車
というのも選ばれないのです。

人によりポルシェやフェラーリに乗る理由があると思いますが、
ヒュンダイやKIAに乗るという理由はあまり聞きません。

アメ車といえば所ジョージですが、先日番組で自慢の車を
乗り出したもののあまりの寒さにすぐに引き返してきたと
いうシーンがあり、さらに新しくできたインターで降りた
時の話をしてましたが、それはよくあるナビの話につながり
あれだけ車に乗っている人でもそんなことなのかと意外に
感じました。

つまりはかっこだけかよということ。

日本では排気量の大きい車は極端に税金が高く、道路の事情や
高速規制など速い車は乗りづらいのです。

そして、冬には雪が積もることを考えるとその対策もあり、
幸せを実感させてくれるものも優越感より安全と安心と
経済性となり夢のない話ばかりが前に出てしまいます。

以上、ガヨマウンテンの良い香りの中で午後のひと時ともに
考えました。
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今まで入ってこなかった豆

2017年04月13日 13時15分02秒 | 珈琲
先日見た古い映画にパーソンオブインタレストの
ジム・カヴィーゼルが出ていてこんなころから出ていた
のかと思いました。

いきなりテレビシリーズの主役になったというかんじて
このシリーズを見ていただけに映画の脇役で若い時の顔を
見るというのは何となく安心というか納得のいく瞬間で
もありました。

でもエンドロールではジムではなくジェームスとなっていました。

こんななんとなく納得の出来事はここ数日あり、すっかり満開と
なった桜にもそんな感じですし、久しぶりに食べたうさぎの
サンドイッチとかセラミックのミルで手挽きした珈琲にも同様の
ものを感じます。

というわけで、そろそろアフリカ系の新豆が出回る時期にきて
その前に今入る最も気になっている豆があり、それを手当てする
ことにしました。

人気の産地というのはよく農園が変わったりしますが、圧倒的に
名声があり毎年世界がその出来を楽しみにしている農園もあり、
そういうのは高くてなかなか買えないばかりか、予約販売となって
手に入れにくさは増すばかりとなっています。

いつもの定番農園が手に入らず、思わぬ味に出会ったりもするので
これはこれでなかなか面白いのがこの世界の醍醐味でもあり、
皆さんが期待して次には新豆はいつですかとよく聞かれます。

それを聞くと今の豆に不満なのかと訝ったりもしましたが、
私自身いつもと違う豆を試す時にはわくわくしたり、心待ちに
して発注した豆の到着を待ったりしますから無理からぬこと
なのかもしれません。

これはすごい、納得の味などとその都度感じたりすると
どんどん味の世界が広がり、この先またどんな出会いが
あるのかと尽きぬ期待と驚きもあるのです。

それなのに世の中、いまだにひどい味のコーヒーをつかまされ
それがそうとも気が付いていない人も多く、名前だけとかスペシャルティ
というカテゴリーにとらわれ騙されていることすら気が付かない消費者も
多くいるのです。

というわけで、今回敢えて農園ものでないケニアのAAを入れで
見ようと思います。

ケニアのスペシャルティというといまだに高くてそのくせ
豆姿がくらいの小粒なものしか出回っていません。

もともと生産量が少なく、ヨーロッパとの結びつきが強い
関係から日本には入りづらいといわれていて、高品質のもの
ほどヨーロッパやアメリカに入ってしまうという傾向が
強いと説明されています。

しかし、それこそ私たち消費者を欺く姑息なイメージ戦略でも
あるのです。

普通にケニアAAは入るのです。

そして、その味はということであとは比較してみてください。
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