King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

珈琲の持つ強さ

2017年12月15日 14時01分42秒 | 珈琲

埼玉県でも源泉かけ流しをうたい広い敷地にいくつもの湯舟を持つ温泉施設があり、気軽に温泉気分に浸れるようになったと昨日は書きましたが、最近その愉楽とか花何とか皆似たような名前のそれら施設は多くて、似たスタイルだからチェーン店なのかと見まごうばかりです。実際本物の源泉かけ流しはごく一部なので注意が必要です。

さて、昨日は温泉のほかにもいろいろな体験をして思い知ったのは改めて珈琲の力ということです。

当店でガヨマウンテンやレッドマウンテンを試飲していただき、よい珈琲は後味がずっと続いてその印象は記憶に残りますと説明していましたが、そんな簡単なことではないような気がしてきました。普段出かけ先でコーヒーは飲まないようにしているのですが、昨日はついお店の作りとか見てみようと豆屋さんに入りコーヒーも飲んだのですが、その後その時の味がずうっーと一日続き、何を飲んでもその焦げ味が取れなかったのです。まあこんなぞっとすることもあるのだと、いつまでも心地よい香りと喉を通るハーブのような清涼感が続きますなどと説明していたものが何か裏切られたような気分になり、自分が信じていたものがズタズタと崩されて汚されてしまうかのような心地になり落ち着かない気分となりました。その日食べたピザ屋でも何をこんなに焦がして焼かなくてはならないのかというぐらい焦げたピザでさらに追い打ちをかけるようなコーヒーに確かにここのコーヒーもずっと味が一日付きまとうことはうちのと同じではあると珈琲の持つ力に改めて偉大なものを感じるのでした。

 

 

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