King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

全てがよみがえる

2018年12月11日 09時35分21秒 | 珈琲

年末というと毎年同じことが繰り返されますが、そもそも日本人は

なんでも人と同じにするのが好きなので、意味もなくゴールデンウィークと

お盆とお正月は大量移動して休みを満喫します。

 

昨日ニュースで旅行サイトで嘘予約に注意というものがありました。

 

年末年始にもうすでに満室のホテルを予約を受け、全額前払いさせて

いたというもので、宿に追加料理の電話をして発覚したといいます。

その時の画面に出た価格が一泊熱海で57000円だったのです。

 

この時期一泊2、3万は当たり前です。ですが、今では海外に安いツアーがある

ご時世に一泊57000円はらいさらに追加料理を頼むというのはどんな人なのでしょうか。

それも大手検索サイトでなく怪しげな日本語の表記もおぼつかないようなホームページで

予約してあまつさえ全額送金してしまうというのはあまりに無謀なのではないでしょうか。

 

私も以前はこの時期しか休みが取れず、年末年始に高いのも承知で温泉とスキーの旅を

続けていましたが、平日同じホテルが三分の一になるのを見てついにすべての行動を

見直しました。

 

スキー場も未だに土日は駐車場が有料の所があり、スキー場破たんが相次ぎやっとその

業態を見直し、首都圏から近いスキー場も全日無料が当たり前となってきました。

川場スキー場などはその最たるもので、あの立体駐車場に入るのにかつてはインターから

渋滞なんてことがありましたが、今では全日無料となり平日でも有料を嫌い外の無料に

とめてがらがらの立体駐車を眺めてリフトに向かったかつての行動はなんだったのかと

思います。

 

湯沢辺りに林立するリゾートマンションも今では軽自動車の中古以下の値段で取引され

かつては出来なかったことが現実になった人たちもいます。

 

こういう何が幸せなのかというといに常に雪山は答えを与え続けてくれました。

そう思える人には今は至福の時代であり、そうでない人はずっと鉛色の空の下

何かにとらわれて生きていくという事になっていないでしょうか。

 

冬というのは関東では毎日乾いた晴天がつづき、一度日本海側に行けば毎日真っ白な

別世界で身も心も白く染めて過ごせます。そして、暖かい温泉があちこちに湧いており

真に至福の世界なのです。

 

後は自由の翼を延ばすだけです。

 

色々にとらわれ縛られしているのも気が付けば自らそれを外すことも抜けることも可能です。

 

まずは発想から変えることです。

 

日本人はとかく他人と同じでなければいけないとか、日曜日に休むんで後は朝起きて仕事して

という生活をしたがりますが、他人と同じ必要はないことに最初から気付けば何も政府に

働き方改革をしてもらわなくても自分でいくらでも改革できます。

 

それは心に足るものに気が付くことから始めるべきかもしれません。

 

深く心に届く味とそんな一年から今年を振り返り、人生を振り返り気付かせるそんな

意味も込めて『第四楽章』は作られています。

今年私が聞いた魔界のヴァイオリンでは共感覚というのはこういうことかと感じるような

体験をしました。

自分には超感覚も共感覚も絶対音感もないものの、空間として対峙している人と人との間の

空気や空間の物体の組成が変わり空間自体が変化した感じは体全体が感じた瞬間でした。

 

音が色に見えるとはそういう空間の変遷する瞬間と変化を感じることなのではと思えるその

脳の一つ一つの細胞や遺伝子やニューロンなどが感応しあい何かを受け取り変化するそんな

昔からある人に感化されるというその変化を高まりとするのかそれとも気押されるとするのか

それはその感じ方で、人の感性は自由で覚醒と進歩はいくらでも可能なのではと感じます。

 

しかし、多くの人は日常の生活にしばられそこから逃れることも人と同じことをする以外

自分の生き方をみつけようともしないで何かに従って生きるのを良しとしています。

 

毎日飲む珈琲からそれらを変えることで自分を自由にしてより自分らしくしてみては

いかがでしょう。そんな意味も込め今月のブレンドは『第四楽章』を提供しています。

 

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