King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

募金集金の時季です

2018年12月19日 09時16分44秒 | 珈琲

ソフトバンク上場の話題で沸いた今朝のあわただしさを眺めつつ

昨日同様年末の支払いに追われています。

大きい送金を今日済ませれば大方の資金目途に先を見出せそうです。

ソフトバンクは上場していなかったのかと疑問に思った方も多いと

思いますが、それをしなくてはならなくなったのかという思いをした

人も多いはずです。

 

昨日も取引先を周り感じたのですが、忙しそうに仕事をしている様は

年末だなあという感じもするものの、一方で日本人ならではの非効率と

無駄の多い労働環境にマンパワーを生かせていないと感じることも多々あります。

 

そんな忙しい最中にも必ず打ち上げとか忘年会とか矢鱈と締めとかいう

行動をとりたがるのもいつも疑問に思う点です。

そんな忙しさから逃れてほっとしたいと当店に訪れて、他所とは違う時間の流れ

方をする当店で珈琲を飲まれていく方もいます。

そういう時に皆さん口にするのは次の野望だったリ、自身の好きな作品に

ついてのインプレッションだったりします。

自戒や自身の反省などより、去来するのは今年や今感じている感銘について

聞いてくれることが珈琲タイムに必要なことだったリ反応することが重要なの

だと感じさせます。

そんな時に必要な珈琲に求められるものとは。

例えばモカマタリに時に感じる昔の小学校で嗅いだ机の中の匂いだったリ

筆箱の中の匂いだったリといった懐かしい香りのようなものではないでしょうか。

スペシャルティの持つフルーティーで果物のような南国の香りと吹き抜ける夏の午後の

風のような心地よさに浸れるものにそれを求めてもダメな感じがします。

 

このスペシャルティにはその一杯でずっと心地よい後味が続いてそれに

ずっと浸り続けるという贅沢な味わいがあるもののそれを語り合う人と

おもてなしの時に使うなどその贅沢さを共有したいものです。

 

しかし、もっとデイリーに仕事中だったり、集中力を高めたい時とか

身近に飲める味も求められたりします。

 

そんな珈琲に求められる使命と豆を求めに来た人の顔を見た時に

どんなものを欲しているのかを見極める力も必要だなと感じるのが

他店の仕事ぶりを見るときです。

 

今年の秋の味覚についての話をした時もその反応で人は普段どのような関心で

動き、リラックスタイムにどんなイメージの味と珈琲を欲するのかも感じられ

ました。

 

何の意味もなく毎年と同じように年末年始を過ごす人を眺めつつ、その

休日が少しでも創造的なもので発展的なものになればよいと願いつつ

自分の仕事をすすめますが、時代は変化しているのにあいかわらずな

ことをしている人の方が多いようです。

 

でも、最近観光地や温泉地に向かうのでなく正月に当店に来る人なども

いるのですからおもしろいものです。

コメント
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