King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

道の駅駅伝に思う

2018年12月10日 13時57分35秒 | ジョギング

テレビで見た道の駅駅伝が舞台になっていたのが秩父の道の駅だったので

録画してみました。放送は数年前らしく前に同じような番組の時には二チームの

対抗戦形式でしたが、今回は三人の走者が襷をつなぎリレーするというものでした。

以前見た物より前の物のようです。

以前二回見た時には二チームで対抗戦でよく行く草津が舞台だったリ、栃木や熊谷あたり

が舞台となっていてみたものですが、何かと道の駅というのは縁があり色々と注目されている

施設なので簡単に視聴率を上げられるのでこんな番組ができたのでしょう。

 

今回どうしても見ていて一言モノ申さずにはいられない感じがして書いていますが、

まず、第一走者の小島よしおで荒川の道の駅から皆野の道の駅まで走りました。

問題は秩父の道の駅から吉田龍勢会館に向かうときに公園橋からミューズパークを

越えるコースを教えられ走ったのですが、違和感はこのミューズパークから吉田まで

のコースです。画面では数秒でミューズパークから国道に出てすぐ道の駅について

しまいますが、これは知っている人でないと道が解らないばかりかかなりアップダウンと

分岐道があり、道の駅への標識もなく始めて走る人が通っていける道ではありません。

 

車で行くにしても秩父からなら国道から彩の森カントリークラブへ向かい、そのまま太田

へ下りていくのがアップダウンも少なく距離も短いはずです。さらにそのあと皆野の道の駅

に向かうのですが、これも始めて走る人には標識もなく難しく、これも最初の信号を左に行けと

言われてそのまま長瀞方面に向かいます。普通なら太田のセブンイレブンから皆野に行った

方が解りやすいと思いました。道を知らずに地図も持たず走ればたどり着けないと思います。

 

普段いつも何気なく走っている道が芸能人が走っている映像というのは珍しく普段実際にランニングして

いて秩父の道の過酷さは経験しているだけにテレビで映るとその距離感とか峠を越える大変さなどが

画面からは全く伝わらずなんともものすごい番組に感じました。もし、安易に同じコースで旅ランを

してみようと思ったらとんでもないことになるでしょう。

 

画面上で見ていると皆野の道の駅のすぐそばに温泉があり、秩父から走って温泉にも入れる一日の

コースなんだと思い込んで走ってみようという人がいたらとんでもないことになるでしょう。

荒川の道の駅は駅からも近く、行は電車で行ってスタートして秩父まで走る分には十分な旅ラン

コースとなるでしょう。西武秩父駅には温泉がオープンしてますから帰りはさっぱりとして帰れます。

それに秩父には昭和レトロの銭湯があり、これもお勧めです。

 

番組では皆野から群馬軽井沢を越えて佐久まで行くというずっと過酷な山岳コースのような設定を

していてこれは旅ランで実際に道の駅を巡る人を広めようとしているのか、変わった旅番組として

道の駅の魅力を演出しようとしているのか番組の意図をくみ取りがたいものを感じます。

 

先日ランスマでは四万十川100Kマラソンを取り上げ走ったランナーが目標のサブテンの予定が

サブナインを果たしてしまうというみていて共感できない番組の視聴者の需要のないところを

なぜとりあげたのかと不思議に思うとともにやがて走り出した人は皆トレイルランやウルトラマラソンに

向かうという未来像を持っているのかとそれにしてはメイン司会者の実力と走力とそれが辿り着く行く末

とかを思うとどこまでをターゲットにしているのかと思うのでした。

 

それにしても私は毎日10K走っていてもこのような番組に出ろと言われても無理ですし、やりたくもない

のに芸能人というひとはみな50Kくらいは軽く走れてしまう人がごろごろいる特異な人種なのかと思うのでした。

コメント
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