King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

遠退く冬山

2022年03月14日 13時51分24秒 | 珈琲
昨日はかなり暖かい日で半袖の人もいました。車は緑色のベールを纏いベトついています。二週間ぶりに参加したバスケットの練習では人がさらに少なくなり。最後のゲームの時間で5対5のゲームができず、ハーフコートで3対3がやっとだつたのですが、フルコートをはしりまわったようなつかれをかんじました。昨日まで寒さで味がよくなる話をしていたところ今日は昨日よりさらに暖かく、もはや初夏の気温となり豆のコメントに窮するような変化です。とはいえこの暑さ寒さを繰り返すのがこの季節の特徴でありそれは想定内でちゃんと用意もできているのです。昨日焼いたイルガチェフなとは食後に飲んでみましたがなんと幽玄の地に誘うかのような怪しい魅力に溢れています。味も完璧。香りもなんとも言いがたい複雑でいてそれでいて深く落ち着く味わいがあります。暖かくなると体も動きやるべきこととか先延ばしになっていたことができるようになり急に忙しくなります。するとまだ一度も行ってないスキーが気にかかるのです。ずっとスキーの思い出やらスキー技術のことを思って寒さに耐えていたのがもはやそんなことを思う時期ではないというかのように暑くなってしまいどうしたものかという感じです。まだいろんな危機のなかにいて気になることや懸案は山積みですがしばし何も考えず雪と戯れたいと夢想するのでした。しかしそれも許さないような今日のこの暑さで更なる混迷と自然と共に生きる困難さを感じつつ、それを支える珈琲の香りとあることも感じるのでした。
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