King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

新しい日常の秋と薫る珈琲に

2020年10月15日 10時23分26秒 | 珈琲

テレビで見る人々の生活とかドラマのシーンにもマスク姿の人が

当たり前のようになり、対策していれば感染しないというような

安易な空気の中、go to キャンペーンで諸々のばらまきを受け出かける

人や食事処に出かける人と消費に向かう人々ですが、フランスでは

再び警戒態勢が敷かれ非常事態状況だというし、それなの日本は

渡航制限や入国制限を緩和しており、これなどはどうしても来年オリンピックを

やりますからという動きなのでしょう。

 

私も雨が続き、気が付けばどこにも出かけていないと言いつつ、実際近くの郵便局や

銀行には普通に業務として出かけており、スーパーにも買い物に行きます。

唯一の例外として加わったのが都内の大学病院に三度でかけその都度何か規制のような

物がかかり私の生活に支障が出た感じになりました。

 

最初それについてそれは何がもたらし何を意味するのか考えましたが、そもそも出かけるという

非日常から発したことであり、それらは今までは普通の出来事で出かければ何かしら影響があり

日常に変化があるのも当たり前だったのが、出かけるということ自体が一つのイベントのように

特別事項となった今は、それによりもたらされることも特別なことと感じているだけで特に

変わりはないのではないかと思うようになってきました。

 

それでも行きたかったコンサートとかイベントは我慢したし、まだ都内は気軽に出かけ用事を

すますというところではなく、毎月でかけていた都内出張も電話やメールで済ますのみとなり

今年は毎年のお楽しみも随分放棄しているのです。

 

そんな我慢の果てみんなそんな気分なのではと思いきや突如おもちゃ屋に現れた行列などをみると

何もそんな窮屈な思いだけでなく景気のいい人もいるのだと思うことも目にしました。

 

昨日も冷たい雨の中のランニングでしたが、最近ひとつになってしまったと聞いた運転代行の車も

私が目にした光景では三社のものを確認しているし、新しい店舗や閉店して移転して前より目立つ

ところに移転した店など町の変化もただ単にあきらめた人だけでなく、新たな出発とした人もいるのです。

 

最近は暗い光のない月も星の光もない夜で秋の名月の下走るということもなく、肌寒さばかりを

感じていたのですが、いつもすれ違うランナーに後ろから抜かれざまに挨拶されたり、いつもより

多いランナーを見かける日もあったりと変化を感じます。花が落ちてもうすっかり終わったはずの

きんもくせいも場所によっては香りっていたり、いまだにオシロイバナが満開のところもあり、

そんな香に励まされて肌寒さにも負けずに走っいます。全く人と会わない日もあったり、いつもの

工事の人があいさつしてくれたりと無言で走っているようでいて見えないコミュニケーションが

交わされていて次に走る目標になっていたりします。

 

珈琲の香りも自分で味わうだけでなく、便りとして届けたいと思う人やお土産に持たせたいと

いう方がそんな思いを語りにやってきます。

 

日々珈琲の香りに思うことをまた自分が知るあの人に伝えたいというその気持ちを聞く度

人々のつながりとか絆とか見えないけれど何かしらつながっているのだなと思うのでした。

 

 


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