King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『リミット』感想など

2013年11月03日 23時55分13秒 | 映画


夜中に変な映画をやっていてつい見てしまいました。『リミット』です。

こういう演技力と極限状態の映画というのは最近よくあり、コアなファンでも
いるのでしょうか。

かつて見たダイビングに訪れていた海外のダイビングで夫婦がツアー船に
置いてけぼりを食らった映画がありました。

おいてかれてただ海に浮いているだけの映画です。

見た後なんなんだと思います。

しかし、なんとそれは続編が作られるという事態にもしかしたらヒットしたの
かという感じですが、これも夜中の時間帯で初めて知った映画でした。

まあそれと同系統ですね。

今度は棺桶に閉じ込められた男が主人公ですから。

なぜとかどういう状況かというのは主人公のとる行動から明らかになるの
ですが、それは外部と連絡を取る携帯電話のビデオと会話によってのみです。

つまり、場面展開も他のシーンもないのです。

そして、なんだかわけがわからない感じで映画が終わりとってもすきっりしない
ので、こうして文句を垂れる場もなく、人に話したくとも多分見てない人に話しても
迷惑なだけだろうし落ちの部分も語りたくてもこれは見てない人に明かすわけにも
行かず余計いらいらとしたことになってしまいます。

そんなわけで、他の人の感想を書いたネット記事などをさらうとどうやら他の人も
物語について真相と正しいストーリー理解というのが確立されていないようで、
そもそもそういうのを期待する映画ではないというのが解ります。

何らかの鬱憤が晴らされるカタルシスなどを望んでいる人は近寄らない方が
いい映画です。

先のダイビングの映画も取り残されただけならすぐに誰か気付いて助けに来そうなもの
ですが、見る人に救いのない映画も作っていいんだという見本のようなものです。

さすがにアメリカもいつもいつもピンチに都合よくヒーローが助けに来たり、
保安官はいつも正義の人で最後は勝というストーリーが現実味がないと
認めたかのようです。

舞台設定がイラクであるらしいことはこの現実と虚構の不条理をまだ
引きずっている感じですが、何ともばからしくもあっけなく人が殺される事件は
日常沢山起きているわけで、なぜわざわざイラクで拉致されてという事件性を
導入するのか謎です。


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