King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

初滑り

2023年12月22日 23時55分00秒 | スキー


今年は年末の業務も行事も少なく、年末の商社の投げも配送の都合でそろそろおしまいになりそれではスキーに行ってみようとでかけました。来店のお客様にはご迷惑をお掛け致しました。年末年始はもう休みません。
朝、いつもと同じに起きて珈琲だけタンブラーに詰めでかけました。場所はシャトレーゼ小海です。かつて野辺山をシャトレーゼが買ったというのは聞いていましたが、その後の快進撃はテレビでも取り上げられ甲府のケーキ屋さんから全国区の企業に変貌しました。あの亀屋万年堂を買収した辺りからマスコミに登場するようになりゴールデンの旅番組やグルメ番組などでも見かけるようになりました。スキー場もひとつにとどまらず増えていたのです。
この時期、まだ全面滑走できるスキー場もなく近郊だと雪の廊下が一本というところがほとんどなのに4000円するところばかりなのですが、ここはなんとリフト2本営業ながら2キロの滑走が楽しめ、他が緩斜面なのに対してここは中斜面で斜面変化もあるコースで一日楽しめそうです。ただ、奥秩父の山を隔てて隣の距離ながら直線で60キロ程度なのに軽井沢を経由して高速で行くと130キロ程あります。若い頃なら山の中の道を通って行ったでしょうがもう峠を攻めるなんて歳でもなくここは素直に吉井から高速に乗り下仁田から佐久、小海と向かいました。下仁田からの下道がごちゃごちゃと渋滞するか心配でしたが、高速降りて佐久までほとんど信号もない快適なドライブでした。ガーラなら2時間ほどで着いてしまいますが、草津でも3時間かかるし2キロの中斜面を味わうなら仕方ないと諦めました。秩父の朝は-5度で群馬にはいると3度ほどになり、長野に入ったらまたマイナスに逆戻りです。雪の廊下の足慣らしだと汗をかいて滑るのを予想したら現地は小雪の舞う寒い日でずっと-7度のなか滑るという真冬のスキーでした。スキー場付近は山と湖のリゾート地といった佇まいで白樺の林やから松といったスキー場の風景です。
駐車場から雪のないところを結構あるかなければならないのは玉に瑕ですが軽井沢など平日でも駐車場が有料になったと聞きますし、なにしろこの日まで2500円なのですから他と比べても十分なアドバンテージがあります。予想よりこんでいて私が着いた10時頃にはもう帰っていく人が何人もいました。これは何を意味するのかよくわからないままスキーセンターから一転雪景色とスキーヤーのレッスン風景があちこちで見られ冬の季節外れのリゾート地といった雰囲気から一転本気のスキーヤーの修行の場の雰囲気に変わりリゾート感や観光地的な華やかさより何やら競争の場に迷いこんだかのようです。ただ、スクールの生徒と先生のような団体はなく少人数で何かの研修のようです。外国人のインバウンド団体などもなく殺伐とした空気の中何本か滑ると帰ってしまうそんな感じです。風も強く、寒さはもう既に真冬並みです。それでも滑り出すと段々体が色々思い出し、上に着くと下まで一気に滑るという休まずローテーションが続きあっという間に昼になりました。
一番下のレストハウスは平日にも関わらず人で溢れほぼ席は埋まるかのような感じで、他に食事場所や店などはないから当然の感じですが建物の大きさや天井の高さから圧迫感はなく、古さも感じません。ここにも珍しく外国人の姿はなく、子供連れ家族も見られる一昔前の風景が見られます。メニューは豊富でステーキの鉄板焼からうどん、丼物とまあまあの品揃えでステーキは100g1500円からと高いにも関わらず人だかりとなっていました。サイドメニューは少し弱い感じでコーヒーも機械抽出の一杯だしのセルフながらケーキは種類がありました。トイレなどは一昔前の施設といった感じながら清潔感はあり高級リゾート感を損なうことなく大勢の客に蹂躙されたような痛みもなく、大人のリゾート感を感じられます。ステーキは200gにすると3000円オーバーとなってしまうので、カツライス1100円にします。午後は風が強まりどこかで休もうかとリフトで上がる度考えるようになるのですが、レストハウスやセンターハウスは離れている上、気軽に休めるスペースがないので上に着くと結局したまで滑ってしまう。しかし、3時にあまりの寒さにまだ体力、時間的に滑れるけど寒さに温泉へ逃げることにしました。温泉はホテルの温泉がリフト券で割引というのでそちらに行ってみます。900円のところタオルが付いて600円になります。駐車場で着替えてホテルまで車で移動。フロントで入浴を申し出ると建物を出てビニールの通路を行けといわれ風の吹くなか別棟の温泉に行きます。こじんまりとした建物ながらそんな古そうな感じもリニューワル感もなくよい感じです。ただ、建物のそとの別棟で遠いというのだけが玉に瑕。それでも温泉からの眺めはよく一部源泉掛け流しという温泉は当初心配した循環加水の地下から無理矢理温泉の感じより満足感はありました。温泉の説明文は自虐的な感じで1000メートルも掘れば皆温泉になってしまう温泉法が悪いような書かれ方でしたが、施設は高級リゾート感に浸れました。たっぷり1時間掛けて暖まり帰りは家族を外食に連れていくといってあったので佐久南から高速利用です。しかし、その手前からインターの案内が出てしかも無料とかいてあるのです。利用したものかどうしようか考えたものの一応ナビ通り佐久南まで我慢しました。
今回もミッションコンプリート。年末らしくないリゾート日帰り旅でした。





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