King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

雪はあるか

2016年03月07日 09時38分57秒 | 日々のこと
昨日はまた地元ピアニストのコンサートに行きました。

バイオリンの人とのコラボで久しぶりにバイオリンの音も楽しめました。

中でも津軽じょんがら節をバイオリンでやってかつて青森に出かけライブで
聞いたじょんがら節思い出しました。

あの音で思い出されるのは荒れた海の情景や降りしきる雪の雪原の風景です。

日本人の情念とか原風景が閉じ込められているかのようです。

そして雪の偉大さを改めて思うのでした。

何かを露にし、何かを閉じ込める。

すべてのものを覆い尽くし、今まで行けなかった土地にも立たせてくれる。

実際、冬の間だけスキーで行けるツアーというのがいくつも存在し、雪の
効用を実感するわけです。

スキー場でも夏場なら通れないところを滑れたり、湿原で普段は入れない
ところも滑れたりします。

降りしきる雪は色々なものを閉じ込め汚れも音も吸着して静けさだけが
募ります。

そんな雪が人間の精神も研ぎ清め何かを熟成していきます。

そんな雪の効用を思うと本当に雪は偉大であると感じます。

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