毎日SNSではスキー場と美味しいカレーと美味しいうどんと本物の源泉掛け流しの温泉のレポートが届きます。みんなしっかり旅行支援を利用してわずか数千円で旅行できたとか実質負担したのこれだけでしたと紹介しているのをよく見かけます。世の中に乗り遅れまいと私も今回のスキーにはなんとか割を利用したのですが、そのめんどくさいことと困難さは並大抵でなく、誰もが簡単に利用できるものではありませんでした。まず宿の公式HPで予約して利用可能なプランを探します。この値段設定が普段より高いプランになっているのです。そして予約完了してもそのままではクーポンは得られず、クーポン発行サイトに行って予約情報を入力して発行。それを宿に提出。その際本人確認の書類を参加者全員と全員のワクチン履歴かPCRの陰性証明が必要です。それが揃ってはじめて割引3000円が割り引かれるのですが、いつも泊まっているプランより3000円以上高いのでお得感を感じないのです。さらに観光クーポンが4000円付くとなってますが結局アクティビティとかより宿のお土産品などに消える運命なのでしょうか。私はワクチン証明がありますから割引条件は簡単ににクリアですが人によってはPCR検査が必要になり近くに無料の検査がなければ3000円の割引より高い出費になります。このように誰もが簡単に利用できるシステムでもなく誰かがもうけているという猜疑心のわくものなのです。ネットでは繰り返しその恩恵を受けているような書き込みや旅行するなら今みたいなのを見かけますが儲かってるのはクーポンをばらまいてる会社だけのような感じです。官製ワーキングプアのニュースがありましたが、政府は企業に賃上げを要求しているのに指定管理料などをどんどん切り詰め労働環境を破壊しているのです。結局複数の職を掛け持ちしないと食っていけないという人を多くしてしまい大企業の正社員の給料をあげるだけになっているのです。まあそんなことにめげずに平日の雪山にみんながスキーに行けばまた少し世の中明るくなるのではと思い私も今週出掛けます。こんな簡単なことなのに休みの都合を合わせたり、仕事を片付けたり、旅行用の服を揃えたりやることはたくさんありなんで以前はそんなにホイホイ出掛けられたんだろうと不思議な感覚になります。それもコロナのせいだったり温暖化で変わるゲレンデ状況だったり困難さは増すばかりなのです。かつてあの何度滑ってもなくならないパウダーのゲレンデが閉鎖され、同じような喜びを得ようとするなら北海道とか東北のゲレンデを目指さないといけないというのもなんとも納得のいかない問題なのです。それでも行きたいところや憧れのゲレンデが私にはありますからいつかは行ってやろうという目標になります。例えそれらを行き尽くしたとてまだ海外のゲレンデは未経験ですし範囲はいくらでも広げられるのです。仕事もそれに合わせて変えていけばいいんだしなにも縛られることはないのです。そう思えば今回のなんとか割も利用しないという手も普通にあるのです。自身の自由を手放さないことが大事です。
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