King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

雪の後

2023年02月12日 12時39分08秒 | 珈琲

10日の雪はほぼ一日降り続き15センチから20センチの積雪となりました。だだ次の日は暖かくすぐにとけてしまいました。いつも通りバスケットの練習はあり、いつもと変わらないメンバーが集まり雪が降っても変わらない日常でした。高速道路などは通行止めや閉鎖が相次ぎニュースではそんな話題も出ていたものの前回の大雪のように立ち往生した車列や列車に長時間閉じ込められた人はなく、その間トルコの地震による死者の数字は増すばかりで現在28000人と東日本大震災を越えるものとなってしまいました。日本は早く医療調査隊6人の派遣をしたと報道されましたが、その後はなく自衛隊と重機を送るくらいなぜやらないいのかと思います。いざというときに使えないものでは意味がないのです。国会やテレビでも日本の支援の少なさに疑問の声はなく日本のできることにも触れられません。ニュースで話題になったのは首相秘書官更迭で首相が行った答弁だけです。先進国から大きく遅れた同性婚の意識や社会が変わってしまうという保守的な意識が改めて示され世界とは違った国なんだと思わせただけでした。今年目立った話題でバックカントリーでの事故についてその件数の増加と危険なスポーツとか自己責任の意味を問うような報道に接しましたが、一流のクライマーやスキーヤーでも事故でしんでしまうのは世界でも当たり前でそれだけ冬の雪山は峻烈を極めるもので、すぐ装備もしないスキー場外に出る輩とごっちゃにした批判をする人や報道を多く見ましたが、コロナ明けで活動を起こした人が増えたことと温暖化が合わさって雪山の事故が増えたことを分析した人はいないようで結局騒ぐだけに終わっている印象です。BSNHKであった雪山に挑むドキユメンタリーがありましたが、ボードが登坂時に半分に分割してスキーのようになりスノーシューの代わりになり装備と労力が減らせるという紹介がありました。おかしいのはスノーシューがいらないといいつつ、和かんじきのプラスティック製のものは持参しているのでした。さらに同行の二人は分割ボードでなくスキーなのでした。あとは氷と岸壁を上るミックスとバラシュートで滑走と滑空をするというものでした。全然雪山に興味もなくスノースポーツをしない人にはなんですか?の世界で,でもやっている本人たちには人生そのものであり、常に死と隣り合わせで友人知人は実際雪山で死んでいるのです。自己責任だから税金で助けに行かなければいいと言う人がいたり、スキー場以外は滑らせないという人がいたりします。スキー場内でも雪崩は起きますし、死亡事故は毎年起きます。ガイドがいても全ての雪崩や危険を予測できる人はいません。社会としてそういった不可抗力や自然対抗から漏れていった人を救うことは当然であり,なんでも規制したり行動制限や個人の尊重を行わない全体主義を助長することがあってはなりません。少しでもより良い世界を模索し、個人として考え行動することは大事なのです。コロナと温暖化という現代に何が有効で人類は何をしなければ行けないのか日々の忙しさに埋没することなく考え続けなければなりません。さて、こんな雪のなかでもお客様は普通にやってきて、冬に味を増す珈琲を楽しまれています。値上がりから取り残された豆をめざとく目を止めジャワやパプアニューギニアがよくでました。来週、焙煎機の調整やスキーでいない日が何日かあります。週末は普通に営業していますのでよろしくお願いします。

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