King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『22マイル』鑑賞

2020年08月05日 09時37分02秒 | 映画

連日30度後半の日が続いています。

昨年までだとどこか避暑に行こうかと考えましたが、今年のコロナ禍の下では

そういう気に何もなれず、テレビで映画館は安全ですというCMを見てもとてもそんな気にも

ならずという状態で唯一残された道は自宅で冷房をつけてビデオを見ることぐらいです。

 

でも最近はメンタリストも見つくしてしまい、もう見るものがない状態になりつつあり、

つまらないものだと途中で寝てしまいストーリーが入ってこないなんてこともあります。

そんな中みた『22マイル』はとても面白く見ました。

なぜこんな最新作が話題にもならず配信されているのかと思いましたが、これは映画で

かかった時に大ゴケしたものだといいます。コメント欄にも否定的なものが目立ちます。

まず、アクション映画なのに主人公のアクションがダメだとかウォーレンバーグを否定する

人が目立ちます。

 

確かにミッションインポッシブルやジェイソンボーンからすると主人公の無双ぶりはなく、

どちらかというと性格破綻や精神障害的要素を否定的に捉える人が多いようです。それに

込み入っているストーリーと合いまり現実味がないなど批判が集中しています。確かに

どこの国でどういう国際的背景で起きたことなのかわかりづらく国の秘密ミッションなので

今まであった国際機関とは関係ない軍事ミッションで国籍も離脱してのチームなためそれを

嵌めるためわざわざの罠なので当然複雑にならざるを得ず、さらにそんなにして飛行機に乗せて

しまったらそれが相手の目的だったというのが解ると途端にじゃあ今までの銃撃戦は何のため

であれだけ波状攻撃で味方を攻撃してたのかという矛盾を感じるのも無理はありません。

 

このパッケージという暗号名の亡命希望者を輸送するミッションですが、このイコ・ウワイス

扮する元警官で亡命希望者がセシウムのありかの暗号コードを知る人物でアクションがすごいのです。

守ってももらう対象なのに自らも襲ってくる刺客を次々に倒し、格闘シーンや銃撃シーンでも

目立ちます。リアルな戦場感ということではプライベートライアンで今までにないものを感じましたが、

それから特殊映像技術はすすみ、現代の戦場もドローンとか戦闘用マシンガンによる銃撃とかにより

先鋭化してきているものをどう表現するかというのはスピードと今までにない武器の仕様とか

よりスリルと迫力と臨場感ということだとこの戦闘シーンも成功していると思います。

 

今までのものだと都合よく敵の弾は当たらず、ヒーローの弾は次々にヒットするというご都合的

映像でしたが戦場では同じような性能の武器と能力がぶつかり合うので一方的な制圧はあり得ない

はずでコンバット以来そんな本物の戦術的なものを見た感じがします。

 

しかし、この毎日の暑さや雨が降ると災害化するような今の現象があるのもこの世界の動きゆえ

であることを考えると人類がなしてきたこととこれから起きることを思うと複雑なものを感じます。


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