King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

語り足りない007

2021年10月07日 15時29分23秒 | 珈琲

ジュディデンチとかスペクターとかもっと語りたいことがあるのですが、

新作も劇場公開がはじまり、もう何年振りかで映画館に出かけようと画策するのでした。

 

そんな中アマゾンビデオではジャッキーチェンの映画を見ました。

『フォーリナー』『ポリスストーリー/リボウン』製昨年2017,2018年となって

いて当然最新作も気になり、検索すると今年のゴールデンウィークに『プロジェクトV』があったようです。

 

フォーリーナーはピアーズブロスナンの演技が素晴らしくそんなことないだろうという話に重みを増しています。

 

アクション映画ということながら掛け合い芸のようなカンフースタイルよりも

ガンファイトや爆薬で派手に吹っ飛ぶ車や人といったワイヤーアクションなど

中国スタイルの独特のものやCGが主役で作られた絵になっているという感じでジャッキーが主役でかっこよくなるように作られてはいるものの派手なアクションはやはり若手の人が担っていて切れのいいアクションもみせてくれます。この間の自民党の総裁選で安倍氏が辞任して菅氏になりなぜ一年の任期なのかと不思議に思ったのは私だけでしょうか。その選挙の時に話題になったのが外相や副総理兼財務相も後継です。

さいとうたかをの訃報とともにゴルゴサーティーンのことが語られましたが、

麻生氏がファンということでインタビューに割と長い時間登場してそのうんちくを語るシーンが印象的でした。長い間副総理として勤め目立った活動より失言などを繰り返す人でしたが、それでも職をなくさず務めて今回の組閣でやっと

財務相から外れました。記者会見などで記者に対してバカにしたような口の利きようでそりゃあ麻生家の御曹司でグループのトップであり、オリンピックの代表選手にもなったというなにかとサラブレッド的な人で一般庶民とはかけ離れた存在なのは解りますが、もろに態度に出していい立場でもないのではとよく思いました。

 

それでもビックコミックなどのファンということで私と共通のところもあり、国会の答弁で印象に残るのは野党議員に税金問題の質問でそもそも庶民の金銭感覚と離れた麻生グループのトップに経済が解るのかということで今カップラーメンがコンビニでいくらで売られているか知っていますかと聞かれたことがありそれに400円くらいと答えたのです。自分でコンビニで漫画など買わないだろうし一般の消費者の金銭感覚などは理解されようもないのではと感じた質問でした。

 

そんな麻生さんは生前さいとうたかを氏と何度も食事する中だったとかでなんでデューク東郷というか知っているかとそのうんちくを披露したのでした。

漫画では生い立ちとか国籍とか語られないのですが、世界情勢とか世界の都市が登場して経済から政治とよく調査されていると感じる絵の作りにもなっていました。その連載は原作者がなくなっても続いていくそうです。

そんな漫画のファンなので世の中多角的に見ていると言えば言えなくもないのではと感じたりもしました。

 

さてダニエル・クレイグの007はカジノロワイヤルで始まりスペクターのトップと戦いそれで終わったかと思いきや新作が始まったのですが、実はこれは二度もコロナで延期されやっとワールドプレミヤといった派手な世界的公開になったようです。日本でも珍しくテレビで映画のCMが流れていますし、早く見に行きたいと思います。

前作のスペクターではQの遺言が届き殺せといわれどうやらそれが今まで戦ってきた人たちが属するスペクターなる組織であることが知れ、そのトップと対峙することになるのです。ですが、手掛かりの男を見つけて問いただすと娘を守ってくれたら情報を渡すといい残して自殺してしまい、なんとその娘がいるのがアルプスの上の診療所という突飛さなのです。

このアルプスの上の診療所というのがなぜか引っかかるのですが今まで映画で何度も出てきたような気がするし、実際アルプスや雪山が007に登場するのは多いのです。ピアースブロスナンがスキーをするのはアゼルバイジャンのどこかだがロケ地の情報が全く不明。ヘリからスキーを履いて飛び降りて滑走が始まり、途中スノーモービルの殺し屋が現れなんとパラシュート装着で空中戦になるというアクションもありました。ロジャームーアのボンドがスキーをした時にはOLINというブランドがしっかりと映り007のスキー板と話題になりました。アメリカのメーカーということとボンド効果でエグゼクティブな人の板というイメージが付いた事とその後K2に吸収されたことなど時代を感じます。それだけ007とスキーの関連は深く何度も出てきます。ダニエル・クレイグも雪山シーンのアクションはありますが、スキーシーンはありません。そこから一転今度は砂漠の中を走る大陸鉄道になりそこに正装で乗り込みまた殺し屋に襲われるという展開はやはりロシアより愛を込めてを連想させあの小さい殺し屋を思い出させます。私はNCISシリーズのヘティ役のリンダハントだと思っていたらローザクレップ役ロッテレーニャという別人でした。ずっと同じで年を取らない芸歴の長い人だと思っていました。何の約束も招待もないのに砂漠の中の何もない駅に降り立つとどこからともなくクラッシックなロールスロイスが迎えに来るというのもどこかで見たシーンであり、意味深ではあるものの到底あり得ないことこの上ないのです。さらに何の用事か聞かれたらあなたを殺しに来たという答えなのです。それをなぜか歯医者の椅子の様なのにとらわれて針のようなので拷問されるというのも何を聞くためかただ痛めつけたいのかまるで意味不明であり、さらにそこから脱出するのがシリーズでよくある腕時計の時限爆弾という秘密兵器によるものなのです。こう見てくるとこれはもはやファンタジーでありストーリーに意味はないのかもしれないのです。かつてのストーリーやオマージュで飾った総花的なのがこのダニエル・クレイグのボンドなのかと思えてきました。ラストボスを倒したのにクレジットの最後にWILL RETURNとでて終わるので次回作がある事やネットで2019年公開とでていたのでダニエル・クレイグ最後のボンドが見られることは間違いないと思っていたらそれが唐突に実現するわけです。さていつ行けるか


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