King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

銀嶺

2024年02月15日 10時23分37秒 | 珈琲
今朝いつもの秩父の山々を見るとはっとするほど今までの山が近くに迫ってくるような圧力を感じました。
これは山々が冠った雪により、よりくっきり山肌が感じられるためなのですが、いや正に今の山並みは一度見に来ていただきたいほどきれいで心迫るものがあります。
特にだんだんに削られた武甲山の三角形の山の頭などは普段何気なく眺める山が急に静かに怒り出したような迫力があります。
私達は自然に対して何をしてしまったのでしょう。
地震やら噴火やら温暖化は人々の自然破壊、地球破壊の報いなのか。
そんなもろもろの思いに静かに音もなく山々は人々を見守り、普段は諸々から守られている感じしかしないのに、今朝はくっきりと見える山肌になにか思い知らされたような感じがしたのです。
さて、その感じはなんなのか改めて山からのメッセージを受けようと珈琲を淹れ、ひとつひとつの山を眺めてその美しさと空気を味わうのでした。秩父で飲む珈琲はかくも変化に富み日々味わい深いとは。
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