King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

全てがよみがえる

2018年12月11日 09時35分21秒 | 珈琲

年末というと毎年同じことが繰り返されますが、そもそも日本人は

なんでも人と同じにするのが好きなので、意味もなくゴールデンウィークと

お盆とお正月は大量移動して休みを満喫します。

 

昨日ニュースで旅行サイトで嘘予約に注意というものがありました。

 

年末年始にもうすでに満室のホテルを予約を受け、全額前払いさせて

いたというもので、宿に追加料理の電話をして発覚したといいます。

その時の画面に出た価格が一泊熱海で57000円だったのです。

 

この時期一泊2、3万は当たり前です。ですが、今では海外に安いツアーがある

ご時世に一泊57000円はらいさらに追加料理を頼むというのはどんな人なのでしょうか。

それも大手検索サイトでなく怪しげな日本語の表記もおぼつかないようなホームページで

予約してあまつさえ全額送金してしまうというのはあまりに無謀なのではないでしょうか。

 

私も以前はこの時期しか休みが取れず、年末年始に高いのも承知で温泉とスキーの旅を

続けていましたが、平日同じホテルが三分の一になるのを見てついにすべての行動を

見直しました。

 

スキー場も未だに土日は駐車場が有料の所があり、スキー場破たんが相次ぎやっとその

業態を見直し、首都圏から近いスキー場も全日無料が当たり前となってきました。

川場スキー場などはその最たるもので、あの立体駐車場に入るのにかつてはインターから

渋滞なんてことがありましたが、今では全日無料となり平日でも有料を嫌い外の無料に

とめてがらがらの立体駐車を眺めてリフトに向かったかつての行動はなんだったのかと

思います。

 

湯沢辺りに林立するリゾートマンションも今では軽自動車の中古以下の値段で取引され

かつては出来なかったことが現実になった人たちもいます。

 

こういう何が幸せなのかというといに常に雪山は答えを与え続けてくれました。

そう思える人には今は至福の時代であり、そうでない人はずっと鉛色の空の下

何かにとらわれて生きていくという事になっていないでしょうか。

 

冬というのは関東では毎日乾いた晴天がつづき、一度日本海側に行けば毎日真っ白な

別世界で身も心も白く染めて過ごせます。そして、暖かい温泉があちこちに湧いており

真に至福の世界なのです。

 

後は自由の翼を延ばすだけです。

 

色々にとらわれ縛られしているのも気が付けば自らそれを外すことも抜けることも可能です。

 

まずは発想から変えることです。

 

日本人はとかく他人と同じでなければいけないとか、日曜日に休むんで後は朝起きて仕事して

という生活をしたがりますが、他人と同じ必要はないことに最初から気付けば何も政府に

働き方改革をしてもらわなくても自分でいくらでも改革できます。

 

それは心に足るものに気が付くことから始めるべきかもしれません。

 

深く心に届く味とそんな一年から今年を振り返り、人生を振り返り気付かせるそんな

意味も込めて『第四楽章』は作られています。

今年私が聞いた魔界のヴァイオリンでは共感覚というのはこういうことかと感じるような

体験をしました。

自分には超感覚も共感覚も絶対音感もないものの、空間として対峙している人と人との間の

空気や空間の物体の組成が変わり空間自体が変化した感じは体全体が感じた瞬間でした。

 

音が色に見えるとはそういう空間の変遷する瞬間と変化を感じることなのではと思えるその

脳の一つ一つの細胞や遺伝子やニューロンなどが感応しあい何かを受け取り変化するそんな

昔からある人に感化されるというその変化を高まりとするのかそれとも気押されるとするのか

それはその感じ方で、人の感性は自由で覚醒と進歩はいくらでも可能なのではと感じます。

 

しかし、多くの人は日常の生活にしばられそこから逃れることも人と同じことをする以外

自分の生き方をみつけようともしないで何かに従って生きるのを良しとしています。

 

毎日飲む珈琲からそれらを変えることで自分を自由にしてより自分らしくしてみては

いかがでしょう。そんな意味も込め今月のブレンドは『第四楽章』を提供しています。

 

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道の駅駅伝に思う

2018年12月10日 13時57分35秒 | ジョギング

テレビで見た道の駅駅伝が舞台になっていたのが秩父の道の駅だったので

録画してみました。放送は数年前らしく前に同じような番組の時には二チームの

対抗戦形式でしたが、今回は三人の走者が襷をつなぎリレーするというものでした。

以前見た物より前の物のようです。

以前二回見た時には二チームで対抗戦でよく行く草津が舞台だったリ、栃木や熊谷あたり

が舞台となっていてみたものですが、何かと道の駅というのは縁があり色々と注目されている

施設なので簡単に視聴率を上げられるのでこんな番組ができたのでしょう。

 

今回どうしても見ていて一言モノ申さずにはいられない感じがして書いていますが、

まず、第一走者の小島よしおで荒川の道の駅から皆野の道の駅まで走りました。

問題は秩父の道の駅から吉田龍勢会館に向かうときに公園橋からミューズパークを

越えるコースを教えられ走ったのですが、違和感はこのミューズパークから吉田まで

のコースです。画面では数秒でミューズパークから国道に出てすぐ道の駅について

しまいますが、これは知っている人でないと道が解らないばかりかかなりアップダウンと

分岐道があり、道の駅への標識もなく始めて走る人が通っていける道ではありません。

 

車で行くにしても秩父からなら国道から彩の森カントリークラブへ向かい、そのまま太田

へ下りていくのがアップダウンも少なく距離も短いはずです。さらにそのあと皆野の道の駅

に向かうのですが、これも始めて走る人には標識もなく難しく、これも最初の信号を左に行けと

言われてそのまま長瀞方面に向かいます。普通なら太田のセブンイレブンから皆野に行った

方が解りやすいと思いました。道を知らずに地図も持たず走ればたどり着けないと思います。

 

普段いつも何気なく走っている道が芸能人が走っている映像というのは珍しく普段実際にランニングして

いて秩父の道の過酷さは経験しているだけにテレビで映るとその距離感とか峠を越える大変さなどが

画面からは全く伝わらずなんともものすごい番組に感じました。もし、安易に同じコースで旅ランを

してみようと思ったらとんでもないことになるでしょう。

 

画面上で見ていると皆野の道の駅のすぐそばに温泉があり、秩父から走って温泉にも入れる一日の

コースなんだと思い込んで走ってみようという人がいたらとんでもないことになるでしょう。

荒川の道の駅は駅からも近く、行は電車で行ってスタートして秩父まで走る分には十分な旅ラン

コースとなるでしょう。西武秩父駅には温泉がオープンしてますから帰りはさっぱりとして帰れます。

それに秩父には昭和レトロの銭湯があり、これもお勧めです。

 

番組では皆野から群馬軽井沢を越えて佐久まで行くというずっと過酷な山岳コースのような設定を

していてこれは旅ランで実際に道の駅を巡る人を広めようとしているのか、変わった旅番組として

道の駅の魅力を演出しようとしているのか番組の意図をくみ取りがたいものを感じます。

 

先日ランスマでは四万十川100Kマラソンを取り上げ走ったランナーが目標のサブテンの予定が

サブナインを果たしてしまうというみていて共感できない番組の視聴者の需要のないところを

なぜとりあげたのかと不思議に思うとともにやがて走り出した人は皆トレイルランやウルトラマラソンに

向かうという未来像を持っているのかとそれにしてはメイン司会者の実力と走力とそれが辿り着く行く末

とかを思うとどこまでをターゲットにしているのかと思うのでした。

 

それにしても私は毎日10K走っていてもこのような番組に出ろと言われても無理ですし、やりたくもない

のに芸能人というひとはみな50Kくらいは軽く走れてしまう人がごろごろいる特異な人種なのかと思うのでした。

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大掃除用品に思う朝

2018年12月07日 10時35分13秒 | 珈琲

次々に届くスキー場の一時閉鎖の報にじゃあ今滑れるのはどこなんだと

調べるのにいちいち各ホームページを調べる以外手がなく、毎日そんなこと

しているばからしさにそもそもこの時期ふかふかの新雪が一番滑れるはずのかぐら

でさえ中止になっていることから人工雪ゲレンデのところで一番アクセスとコースが

よいのはどこかという問いをし続けることになります。

 

今年は各ホテルの検索をして昨年は直営ホームページで色々特典を得るという体験をし、

じゃらんなどのサービスより安くなる経験をしたものの今年検索しても一様に高止まりして

安いプランなど見つからない状況がありました。

 

比較サイトや検索サイトでみると表示されている安い日やプランというのは実はほんとに特異日

設定で使えず、そうかと思うと比較サイトでいつも見慣れた値段ながら直接そのトラベルサイトへ

飛んでさらに見ていると格安プランを見つけるという毎年アクセス方法が変わる一筋縄でいかない

変化があります。

 

しかし、基本的に目的地と利用するホテルは変わらず、それから受けられるサービスと体験は

予想範囲ということで、新規開拓もしたいという野望といくつかの候補もあります。

ただ、諸々の予定やらかたずける仕事やら行く手を阻むものも多く、さらに天候やら外部要因も

あるので事を難しくしています。

 

そんな中今朝朝のテレビで見たのがタオルの通販でした。

 

実は車の洗車用品についてきたふき取りタオルが実に素晴らしく、いままでのセーム革より

水滴を残さないものでした。そんな体験からテレビのタオルも進化したものととらえて見られ興味を

持ちました。先日は洗剤を使わない洗濯用品を見て購入したり、世の中の進化を感じます。

テレビの4K受像機の広告などが毎日届きますが、新聞を見ると番組的にまだ三局と果たしてその

購入をして意味があるのかということで、それならそのお金で有料放送を見た方がはるかによい

のは明らかでやはり日本独自のガラパゴス進化だと感じます。

 

また、夜この時期走っていると目につく各家のクリスマスサインやイルミネーションをみるにつけ

かつてはその進化と発展ぶりにこれだけ見て回っても面白いと考えましたが、各地で行われるこれら

イルミネーションが年々派手になり、それを見に行くツアーやら案内を見ているうちにもう馬鹿らしく

なり、秩父の氷柱と同様なんでそんなもの見に行かなくちゃいけないのかと思う意識の方が強くなり

ました。

 

これから冬のランニングでは大きな流れ星に出会う確率が上がりその瞬間の驚きと喜びは、特別なご褒美

をもらった感じがします。

 

そんな体験をしていると人工のイルミネーションなど実に下らないと感じるのです。

 

わざわざ旅の目的にするほどの事かと思う反面昨年の暮れナスパで見た大きなツリーは

他にお客がいない中で突然大きなツリーに出迎えられて感動した記憶もあります。旅には

サプライズが必須であり、これは最初から期待して見に行ったイルミネーションなどは

所詮人口の光だったと失望することは解ってしまったりします。

 

そんな予定調和なしの味で楽しめるのが今の『第四楽章』であり、パカマラ温泉でしょう。

 

レッドマウンテンなどは色々予想していてもさらにその上を行っているのでもう別枠と

していいでしょう。

 

この時期珈琲の温度も重要で、いつものように淹れても飲むときに冷めていたり温度変化には

注意が必要です。

 

さらに今の時期はそんな意味もあり、当店では冷めてさらに味が解る豆を今の時期は取り揃え

冷めてその甘さに気が付くとか冷めてもうまい豆をという取り揃えになっています。

最近配達多めですから試飲希望や来店時は連絡をいただけると幸いです。

 

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核兵器廃絶決議と内閣不信任案の朝

2018年12月06日 09時30分11秒 | 珈琲

今日も暖かく雨が降る朝です。昨日はかぐらも雨でオープンしていた

ゲレンデも融雪が進み、昨日はクローズとなってしまったようです。

今月上旬に一度どこかのゲレンデで滑ろうと思っていましたが、人工雪で

一本の雪の廊下をぐるぐると滑るのは苦痛が募りさらにリフト待ちまである

というストレスフルなものになるのは経験済みであり、あと少し待てば

全山滑れるゲレンデがオープンするので待てばよいだけです。

 

全員そんなのは解り切っているのになぜか皆待ちきれず一本しかない

雪の廊下に列をなし俺たちは待ちきれないんだぞというアピールを

しているかのようです。

 

加えて昨年リフト券が3000円になった草津国際スキー場は、噴火以降

草津温泉スキー場と名称を変え、もう今までの規模の復活はとうに諦め

青葉山までのスキー場で行くと決めたら今期は4000円と以前の本白根の

リフトがあった時と同じ料金になりました。

 

加えて昨年ホテルも9000円を切る料金に加えて館内利用券やら甘酒や

ソフトクリームなどの無料券などが付いてくるものが多く、依然のクサツ

キャンペーンで9320円で泊まれた時と同じような感覚でした。ところが

今年はいつも泊まるホテルでも9780円とずっと通っている身からすると

値上げされたような感覚があり、来週末オープン予定ですが滑れるのは

今オープンしている軽井沢同様緩斜面一本のオープンがせいぜいでしょう。

 

通常ならもう今月頭からふかふかの新雪をかぐらでは踏めるはずなのに

これが人工雪の雪の廊下のオープンだとかなり幸福感に差が出るのです。

 

それにかぐらはスノーマットという関門ができたのでこれまた足が遠のく

原因になっています。

 

あれが雪に埋まるまでは行きたくないというのが雪の上で滑りたいという

気持ちに勝るのです。

 

毎日そんな今月の温泉とスキーの予定を考えながらゲレンデ状況を調べる

毎日ですが、今朝聞くニュースは何をしているんだよというものでした。

これは外務大臣のtwitterから知りましたが、それは核兵器廃絶決議が日本の

提案で採択されたというものです。

 

それも昨年より多い国の賛成を得て棄権も一国減ったという成功報告のように

聞こえますが、普通の人ならおいおいと思ったことでしょう。つまり、昨年の

ノーベル平和賞の受賞になった核兵器禁止条約に日本は反対しているのにいまさらと

いう感じを持ったはずです。

 

どちらの決議も結局国連で拒否権を持つ五大国には痛くも痒くもなく、新たに核を持とうと

する国は決議違反という汚名を着るだけで果たしてその効果はいかばかりかという事です。

 

似たように現国会で決議されようとしている外国人材拡大法も今日の採決阻止を目指して野党は

内閣不信任案も視野に決議阻止を目指すとしています。衆議院では決議阻止を目指し法務大臣の

不信任案を提出し、抵抗するも結局否決され衆議院通過したわけで毎度繰り返す野党の抵抗となる

ものの毎回もっと本当はやるべきことがあったんじゃないか、本会議中にもっと議論して廃案に

持ち込む理論的戦法がないのか法律の趣旨を追求し、やすい労働力を安易に導入することを顕にしたら

廃案に持ち込むこともできたのではと思います。

 

参議院では今更実習生の実態を調査すると視察などして見せて解決に向けた姿勢を見せたという茶番など

ありそれで結局また不信任案で対抗などという結果の見えた行動しかないのを国民は毎回見せられこれでは

選挙にも行かなくなるわけで、国際社会も似たものだというむなしい思いがする朝となりました。

 

さて、暖かい朝も実は今日が最後で寒波が来るらしく雨でほっとしていられるのも今のうちだけ

らしいです。

 

庭の紅葉も今が盛りなのに、新春の花である蝋梅がもうすでに咲いているのを見かけました。

 

この季節外れの感じもまた珈琲タイムにはぴったりです。

 

この季節のブレンド『第四楽章』を薪のイメージといった人がいました。

 

何のことやらという感じですが、まあ正解とか決まった型や明確な枠がない

のが人の自由意思で感覚ですからそこはそれ尊重し承るしかありません。

 

何でも良いので感想をおっしゃっていただくのはありがたいことです。

 

ほっと一息吐き出すそのほっのひと音でも充分感想になります。

 

そんな時間を持ちたいですね。

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秋に戻ったかのような朝と逆イールド

2018年12月05日 09時17分38秒 | 珈琲

お祭り需要で豆も出払ってしまったのになぜか今日は朝から焼く気力が

なく、少しグダグダしています。

そして昨日から妙に暖かく、庭のニシキギの葉を見ているとまるで秋の

感じです。

雨に洗われてお祭りの硝煙の匂いと焦げた焚火の匂いも消え、実に清々しい

朝なのに、聞こえてくるニュースは物騒なものばかりです。

トランプ政権はめちゃくちゃなやりたい放題なのに基盤が強固であり、その

傍若無人振りにもかかわらず景気が良いという彼の政権維持の源泉が危ぶむ

事態が起きました。

もっぱら彼のtwitterはそんなのお構いなしの言いたい放題で、ブエノスアイレス

のG20での習近平とのひとまず関税回避が合意したかと思えば、すぐ関税大幅

拡大を示唆するtwitterを流して世界はやがて来る景気後退に怯えだしています。

そして、その実現を予想するかのようなサインが逆イールドで今朝は皆それみた

ことかと騒ぎだしました。

そんなきな臭さの中でも現実の今日の秩父は何と穏やかで温かく冬らしくない

高い空を行く雲の行方など眺めてしまいます。

電器屋のチラシやら展示会で盛んに4Kテレビを買えと言ってきますが、世界で唯一の

快挙などと騒いでいますが、世界は見たいものを見たい時間に見るオンデマンド放送

が主流であり、日本は依然ガラパゴス発展の感じがします。

 

当店の珈琲もガラパゴス的存在かもしれませんが、それでもこの時期のこのブレンドと

ご指名いただきたのしみにしてもらえるという喜びは年々強まります。

もう少しグタグタしてから動き出します。

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今月の季節のブレンドは

2018年12月04日 11時22分47秒 | 珈琲

お祭りも過ぎよいよ年末のあわただしさに包まれることになりました。

 

何かと気ぜわしいこの季節ですが、一息つくときにはこのあわただしい空気から

のがれてほっとしたいものです。

 

そして、その珈琲タイムには当然この一年を振り返るという時間になるはずです。

 

そんな珈琲時間にふさわしい味が『第四楽章』です。

 

気分の落ち付く深い香りと思索に誘うまろやかで艶のある飲み口。

 

毎年人気のブレンドです。

 

第四楽章は特に特定の曲を想定はしていません。どの曲も第四楽章で強まる主旋律とその展開

さらに元の旋律に戻るというパターンをイメージしこの年末に飲むブレンドにしました。

お好みの第四楽章を思い描きながらお飲みになりご自身の人生の第四楽章に重ね合わせたり、

年末で一年を振り返ったりというシーンに似つかわしいものとなっています。

 

不思議なもので、人は最後を意識するとその絶頂期の時と比較します。自身の事もそうですが、

歴代の芸術家でも例えば人気の陰りだしたモーツァルトの交響楽を聞くと絶頂期だったジュピター

のころとどう違うのだろうかと考えたりします。それがただ単に人気の面で陰りとなったのか、

それとも芸術的源泉が枯渇してきた故なのかとか、妙な思いも出てきます。

 

それは作曲家の絶頂と限界とか何が最高傑作かという議論やら好みの話になりますが、日本では

毎年この時期ヴェートーベンの第九が演奏され風物詩となっていたり、イギリスではジュピターを

いつも流していたり、その絶頂期の第一次大戦終結の頃にまとわりそれを想起させるよう使われたり

しています。EUの国家として第九が歌われたりとしたり、今クイーンの映画がヒットしていたりと

音楽と時代を意識する動きはずっとあり、皆絶頂期を思う行動になっています。

 

しかし、それは現在を思う一つの行動で、必ず今の自分はどうだという思考に戻ってきます。

 

現在に戻った時に気分をシャキッとさせもう一仕事するのがひとつの珈琲の役目です。

忙しい時期だからまったりしっぱなしではいけないのです。さてもうひと仕事それが年末です。

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『ハンズオブゴッド』鑑賞

2018年12月03日 20時53分50秒 | 映画

ここのところの空き時間はこの『ハンドオブゴッド』と『パトリオット』を見て過ごすという

感じです。

主役のロン・パールマンは映画でよく見る顔で、私はキューブの印象が強いのですが、調べると

キューブには出ていないので誰と見間違いしているのか、調べるも解りませんでした。

 

その他ボディオブプルーフのダナ・デラニー、ギャレットディラハントなどなど脇も豪華出演陣と

なっています。

 

死んだ息子のビジョンが見えてそれで事件の全容が明かされていくというサスペンスなのですが、

そういう超自然現象も精神病と疑う主人公と薬のせいで見る幻覚とか精神的ショックによる幻覚とか

様々な角度でその扱いが病気か薬か本物のビジョンかというところがこの物語の中でも

真実かという不確かな中で科学的アプローチによりビジョンは本物の啓示で、真実のアプローチを

示しているとなっていくところに最初から事件を解く超常現象を真実の声としないところに

信憑性と果たして結末はどうなるのかという興味が湧く構図となっており、続きを急いでみてしまう

のでした。

 

ただ、被害者のPJだけが正しいかのような内容と暴力と復讐を肯定するようなストーリーに違和感も

あります。夫婦そろって犯罪者であることには変わりなく、神に見いだされたら殺人もOKなわけない

のであり、メッセージを誤って理解して被害者も出てしまうので随分手前勝手なお話なのです。

 

アメリカ人の思考はこうなんだ。これがアメリカファーストなんだと良く解るドラマです。

 

このドラマを見ていて日本語の台詞に比べ、英語の台詞は画一的で決まった言葉しか使われず語彙が

随分少ないのにびっくりします。ののしる言葉もshit,fack youばかりで、使われるシーンでくそだったり

ばかだったり、くたばれだったり日本語の表現の多様性に比べ馬鹿の一つ覚えのようなセリフで英語って

つまらない言語なんだと思ってしまいます。なにかにつけてfaking bagとか形容詞にファックがつきますが

いちいち場面に合わせて意訳していてあれそういってないよなあという事が多く、日本のドラマなんか

英語にしたらどうなっちゃうのと思うのでした。

 

朝のニュースでも生きがいという本がヨーロッパを中心に話題になっていると言っていましたが、もったいないなど

英語にない日本語は多いのです。グローバリズムといいつつ相互理解も言葉の差と精神性の理解から入らないと

とんでもないことになるでしょう。

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ピリカが笑う秩父夜祭

2018年12月03日 09時53分10秒 | 珈琲

さて今月のブレンドは『第四楽章』です。

 

これはみなさんご存じで、在庫の掲示をみてもうそんな季節になったかとつぶやき

買っていくブレンドです。

 

ちょっと内幕を明かすとこの最後のブレンドは完熟豆とかスペシャルティの農園物でも

今では手に入らないものとか、中国雲南とか今では手に入らないような豆を贅沢に

使っているのです。いつもスベシャルティの豆を贅沢使用のブレンドではあるのですが、

この年最後のブレンドはまあ贅沢に良くもここまでつぎ込むかというくらいのものです。

それでも値段は据え置き。お楽しみください。

 

今年は月曜日になった秩父夜祭ですが、昨日の日曜日は早くから観光客が街中を歩き賑わって

いましたが、夜店や各商店も準備はそれほどでもなく、開いてる店も少ないのに人で町は

溢れていました。

 

今朝は6時に花火で起こされ、町内の役員の方は会所に集い夜店の出店も道路を無遠慮に

はみ出し、準備の車がこれまた横柄に交差点だろうが道路の幅員も気にせず占拠して

準備するので国道だろうが主要大通りでも近づけません。

 

そんな街の風情ながら昨日と打って変わって観光客の人ではまだなく実に寒々しい中

今夜のための準備に今からにぎやかに準備が進んでいるといった感じです。

 

昨日見た花火は年々思う事ながら風情とか一発の美しさというのが感じられず、まともに

きれいに円を描くものが少なくなっているような印象でひし形やどら焼きの形のものが

上がるのはなぜかと思うのでした。

 

そうかと思うと昔は上がらなかった大きな尺玉が一発ドンと上がり我が家を震わせたり

するとなんかお祭りの方向性がそれでいいのかという気がするのです。

 

昔は花火といえば仕掛け花火という屋台が移動したりナイアガラという定番のフィナーレ

がありましたが、いつしかそれがなくなりテーマカラーの花火の競演になりそれを当店の

近くの公民館で採点しているというものになっています。

 

昨日の夜は、いつものように夜のランニングに出ると私にとっては日常なのに実に町に

似とつかわしくなく着ぶくれした人の中をかき分け走っていくと通行止めの警備の人が

いたりでいつもの道をふさいでいますが、それは住民なので顔パスで通り抜け、お祭り

なのに一人関係ない人のようにいつものランニングを進行させました。

 

影森まで走るともう完全に花火は小さくなって音と花火の姿に差ができてもう他人ごとの

ような様子ですが、いつもより車の交通は激しくヘッドライトで道が見えず走りづらいの

でした。

 

ミューズパークで走ることも考えましたが、ここは駐車場としてもう車が止められている

らしく、そうなるといつもの所に止めるのも難しいだろうし、花火を見ている人も多く

関係ない変な奴の感じはこちらの方が強いでしょうからやめました。

 

それぞれのお祭りをお楽しみください。

 

 

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