King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

カウチの夢心地を乗り越えて

2020年06月08日 14時06分42秒 | 珈琲

当店の庭には予想を覆す現象が出現して花の落ちたシャクナゲと

これは見ているとダリアのある庭の警鐘に通じるものと冬の景色を遠望するような

複雑な心持を抱きます。

 

そんな怒涛の週末を乗り切り、また暫しまったりと昼食後のひと時を堪能していると

玄関先に若い男が現れて何やらごにょごにょと言い出しました。よく聞くとpaypayのキャンペーンの

挨拶に来たといい、秩父市と一緒になり還元キャンペーンを来月やるんだとかで当店は

既に加入済みだがというと何も特別にやっていただくことはないけれどできればどこか

まだ加入していない店を紹介していただければということでした。近くの店はあそことあそこと

それだけ教えて帰っていきました。

 

これから心地の良い午後をまたカウチでうたた寝でもしようという時にとんだ邪魔が

入りましたが、このキャンペーンは秩父市だけの独自のものということをつらつらと

考えてみると元の出どころは安倍の補正予算と同様得をする人だけ得をするという

大企業優先の政策に過ぎず、原資のある大企業ならではポイント還元というエサは

今盛んにばらまかれており、消費者はこれは自身の雇用とか生活を脅かすものなのに

そうとも気が付かず、せっせとエサに食らいついていきます。

 

という私も光回線では大量のポイント還元につられ契約しましたし、毎日のように

携帯会社のアンケートやらポイントのためにエントリーしろというメールを受け取って

います。

 

スペイン風邪以降、ブラックマンデーとニューディール政策とその後の世界大戦と

全く同じで、状況はスペイン風邪とはいえ実は出元はアメリカでその後ハチャメチャな

経済を立て直せたのては本土が無傷な米がいち早く復興経済に乗れたからで今回の出元の

中国が世界のトップに躍り出るのもそう遠くない世界なのかもしれません。ただ、それが

世界大戦などの後でなければいいと願うばかりです。

 

昨日夕方西武秩父駅の辺りを通ったらいつもと同じ週末模様で、営業再開した駅の温泉施設に

他県のナンバーの車であふれ駅にはほろ酔いの登山客とかサイクリング客が帰り路に向かうと

いう姿が見られました。ちょっと前の明かりの消えた死の町のような駅の様子とは違う光景に

ホッとする気持ちとそれに水を差すかのようなまだ8時前なのに閉店の札を出すフードコートの

うすら寒い様子はまだ病み上がりの観光地の様子そのものでした。

 

こんな気持ちのいい午後には今満開のバラを見にちょっとドライブにという気持ちも湧きますが、

しばし諸々整理してみます。丁度出来上がった水出し珈琲の味見をして色々と考えが登る心地に

なりこれからの暑さも世の中にもどう対処しようかとしてもしようがないことをつらつらと思う

のでした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢心地の午後のひと時ももしやこれ脳の血管が

2020年06月06日 00時14分00秒 | 珈琲

今日の気温は30度近くまで上がり、薄曇りでいつ雷雨になるのかという不安定な

天候ながらどうにか一日降りもせずからりとした一日でした。

 

いつものように豆を忙しく焼き、やっとさばききって暫し軽い食事と休憩にまた

カウチで横になるとブラインドスポットを見ていたのですが、いつしか意識が遠のき

画面を見ているのに内容が入ってこない状況になり結局夕方また見直すこととなりました。

 

しかし、見てもそれほどストーリーが私の理解より進んだわけでもなく、その後の盛り上がりも

事件の行方も変化なく終わっていました。

 

今回の話はCIAの職員がテロ組織に潜入していたところ仲介者と連絡員がともに不正なビジネスを

始めてそれを告発しようとしたらCIAの職員という身分も作戦も消されて本物のテロリストにしたて

られ、家族は殺されてしまったという人がジェーンの刺青からハッカーの男のサーバーから見つかった

ゲームにより逮捕され、ジェーンは自分同様に潜入したら仲間から裏切られ潜入先からも信用を失うと

いう板挟み状態の彼女に同情し、彼女のために娘の奪還に活躍するというもので、一見テロ組織の情報に

より悪事を暴いて犯罪を防いでいるのは良い状況のようで、テロ組織の真の目的とかジェーンに何を

させようとしているのかは依然解らずただ記憶をなくし、自分の本能で新たな人格を形成しつつある

ジェーンはテロ組織や今までの殺人やスパイ行為から逸して正しい人間になりつつあることを見ている

人と共有するというのはどうやらそのままでただ国家の意思とか政権の意向とかにより犯罪を強いられる

人が出てきてやはり何が正義かというすんなりとみていて落ち着けないものにもはまりそうになります。

 

それを捜査官の葛藤とかチームとして助け合う姿で仲間内では正義が保たれているように印象付けて

均衡をとっているようです。

 

コロナウィルスのせいで各国は大規模な財政介入や景気刺激策や給付金に補助金と次々に財政投入をし

見境なくバラマキをしているのはどこの国も同じで、この状況をスペイン風邪の後のブラックマンデーと

その後の第二次大戦という流れになぞらえてみている人は多いようです。当時世界の覇権はイギリスにあり

それがスペイン風邪以降米に移っていくわけですが、これも丁度中国の経済がそう遠くない将来米を抜き世界の

トップになる日を早めたとみる人も多いようです。

 

各国の経済政策がまずくて経済が悪化し、第二次大戦と同じに戦争が起きるとみる人や世界のトップ交代も

それに伴い行われると予測する記事なども読みました。実際米はこのコロナ騒ぎで国内がガタガタになり

暴動やデモが起き分断が進む中、世界のリーダーとしての行動とか指導する態度はとらず、国内の暴動も

武力による鎮圧を早く打ち出し、前大統領や政権OBからも批判が上がるという異例な事態となっています。

 

つまりは自身ツィッターなどで分断をあおるような自国ファースト的な言動と中国を敵視した発言に

世界のリーダーとしての自覚や協調性はなく、当然危うい見方をする人が増える結果になっています。

 

日本は戦争をしない国としてこれからの世界で重要な役割を担うこととなるでしょう。

それなのに安倍政権はこの補正予算でも不透明な二重委託や予備費10兆円とやることがいままでと

同じで疑惑まみれです。

 

そんな不透明でとんでもない状況な世界なのですが、ひとまずは平和の極地のようなカウチの心地よさは

今日も同じでこのようにいつまでまどろんでいられるのかと思うばかりです。この心地よい午後のひと時も

ふと思えばこのまま脳の血管が詰まるか破裂する手前なのではないかと思えてきてちょっと暑くなり、

血液もドロドロとならないようにと水分補給を積極的にとるようにしました。

先日、カウチで横になったところに来店があり起き上がったら

ものすごい立ち眩みに会い、このまま意識が遠のくかというくらい強いものでしたが、そんなこともあり

いつも気持ちがいいと横になるのでなく少し背筋をただすことにしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アーチーパンジャミ襲来

2020年06月05日 00時26分03秒 | 映画

テレビの録画もDlifeもなくなり、夜もアマゾンビデオを見ています。

 

今見ているのは『ブラインドスポット』です。シーズン1がジェーンの逮捕で終わったのですが、

シーズン2はどう始まるかといえばなぜかジェーンの身柄はCIAによって拷問をされているという

設定です。それが三か月にも及ぶというのですが、どうもこれは話に無理があるとしか言いようがなく、

ジェーンの立ち位置というのが見ている人の共感を呼ぶ設定で、ストーリー的に要約して記すと

そもそもニューヨークのタイムズスクエアに全裸で刺青だらけの記憶喪失の女が捨てられていたという

衝撃的な始まりながら、記憶がないけれど彼女のスキルはヘリの操縦からジェット機の操縦と

ロシア語や中国語やスペイン語などの語学能力、格闘技や銃の取り扱いやその射撃能力など高いものが

あり、その全身の刺青からテロが次々に阻止され命を救っていきます。当然FBIの仲間ともいい関係を

築き上司や接触してくる仲間と蘇る記憶と本人は当初作戦通り、ウェラーの隣人ティラーショーを演じ

親しくなります。

 

しかし、シーズン1の最後の方でウェラーの父親が死ぬ間際に自分が殺したと告白して一気に立場が暗転し、最後は

逮捕に至るわけですが、要約サイトやネタバレブログなどで書かれているような筋書きにするとどうも

このシリーズのジェーンの立ち位置と観客との共感が表現できず、物語の味も損なってしまうように思います。

物語の稚拙さや実際のお役所仕事の杜撰さなどが加味されておらず、物語の突飛さや勢いばかりが先走り

ますが、こういう勢いで見てしまうのもサスペンスでは大事です。

 

細かいことは省き、シーズン2を見始めて一番の衝撃はカリンダシャルマのアーチーパンジャビがチームに加わり

ます。役はNSAのナズカマルとしてジェーンをCIAから救い、またFBIの元のチームに戻してくれます。これは

スパイとして送り込まれたジェーンを二重スパイとして利用してテロ組織をつぶすためということなのですが、

そもそも派手な刺青と記憶を消してまで潜り込ませる必要性とか他の潜伏スパイなどもいることから物語の信憑性も

より薄くなったのですが、それを引き締めるアーチーパンジャビの存在です。

 

この物語の魅力はジェーンが当初の予定とは違う自我に目覚め、世の中のテロをつぶすことに正義と正しい道を行く

正当性を持つことで見る側の共感を作り出しています。つまりは我々視聴者は実に頼りない立場のジェーンに感情移入し

正義を実行しているという共感を抱かせることです。実際には悪の手先になり、その計画の一部を着実にこなして

テロを阻止しているだけのようですが、これはブラックリストと同じでFBIを利用して商売敵を次々に消す情報提供に

似ています。

 

それにFBIの違法捜査や秘密のファイルとか謎が絡んでいてどっちが正義か何が正しいのかという謎と正義のせめぎ合い

という複雑な構図をジェーンとともに不思議な暗号の刺青の謎を解いていくというストーリーです。

だから単純にまとめサイトのようにジェーンがスパイとして送り込まれたといわれてしまうと先の面白さもなくなって

しまうのです。これから見る人はその点おきを付けください。何の先入観もなしで見るのがよいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カウチ向上計画

2020年06月04日 22時11分20秒 | 珈琲

今の時期、とかく午後の一仕事終わりくつろぐときの心地よさは格別です。

とにかく外に出て動き回っていると汗もかきますが、まだうちの中で静かに

カウチ上で過ごす際は部屋に抜ける風と共に遥か夢心地に漂うこととなります。

 

それも午前注忙しく注文をこなし、豆焼して発送や配送し、昼はいつものピザトーストや

生パスタを食べるという繰り返しで、こんな生活のせいか昨年末に引っ越しの際に落ちた

体重がここの所また上昇傾向に転じました。それは主にパンやパスタなどの炭水化物のせいです。

ですが、疲れをいやすのにこれほど有効なものはなく、自宅で簡単に料理しても下手なイタリアンに

出向くより全然おいしく安くできるのです。そんなせいかいつもここのところの昼はこのパスタや

トーストといった炭水化物が増え体重も増えということになっています。

 

そして、午後のひと時はカウチで過ごすうちに夢心地の意識が飛ぶか否かという境の一番うとうとと

気持ちのいい感じを過ごすというのがここの所の一番の贅沢です。それも時間にしたら数分なのですが、

それがもう一日の睡眠時間と同じくらいの時間を経過したかのような錯覚に陥り、そのうたた寝を破る

電話とか来店とかがあるとあっという間に現実に引き戻され一週間くらいがあっという間に過ぎたような

感覚を味わいます。

 

そんな午後にさらに楽しみはうたた寝とともに見るドラマだったり、コーヒータイムの前のおやつの

つまむものだったりですが、そのつまみも自粛生活でやたらと増えているのでした。チーズ入りソーセージとか

チーズクラッカーやプレーンクラッカー、ナッツ類にポップコーンと駄菓子の山です。

 

以前はこういう午後の休憩時間は新聞か読書でしたが、最近はスマホやパソコンばかりみていて

テレビはほとんど見ることもなく、それでも静かに進んでいるコロナ後の世界を肌で感じないわけ

にはいかず、米の衰退と大統領の選挙など今のオバマの言葉とか各地の暴動鎮圧に武力で制圧など

大きく影響して世の中が変わりつつあるのを感じます。いずれにしろ自国ファーストでテロは

防げないというのは自覚しなければならないでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホームカミング再び

2020年06月03日 19時26分49秒 | 珈琲

上高地では地震が続いていつもにない風景になっているそうです。

五月中旬からいつも雨が突然降る状況になっていて、今月に入り気温も

上がり熱帯性の気候に近づいた感があります。

 

この時期はこれでまたやることがあるのですが、当家の庭にも思わぬ異変が

ありました。春先を彩ったルピナスのタワーが枯れ来年も咲くかなと気がかりに

なり毎日見ていたら、なんと花芽がまた出て昨日あたりから咲き始めたのです。

 

周りに家には私の好きなバラがたくさん咲くうちが多く、うらやましいのですが、

家族にはバラは嫌われています。だから当家にある薔薇はほんの申し訳程度で

つつましく咲く程度です。昨年あわただしく引っ越したので無事今年花をつけるかは

定かではありません。紅葉や躑躅、アジサイなどは持ってきてなくてこれも心残りと

なっていますが、今はジェノベーゼ計画があり、とにかくハーブを植えるのに専心して

います。

 

さて、東京では都庁やレインボーブリッジを赤くライトアップして東京アラートと

騒いでいますが、これも半分は院内感染で夜の町を犯人のように知事が注意しろと

発したわけですが、院内感染をどうにかしろというのが先でしょう。

 

都内に住む方から注文の電話で都内は大変なんだと言っていましたが、別に新たな感染者が

30人出ても夜の街に出る習慣のある人や毎日仕事に行かなくてはならない人ならともかく

ひとまず安全でしょう。秩父などは感染者が出ていないものの最近は他県のナンバーの

車も多く、蕎麦屋の駐車場もそんな車であふれています。そうすると名指しされた新宿のように

観光地は危険なんじゃないかと地元の人もおびえる人や先の電話の人心配していましたが、

そう心配しても仕方ないでしょう。

 

というわけで、いつも通り豆を焼いたり発送したりとした後は、気持ちのいいカウチの上で

またビデオを見るということになったのですが、なんとホームカミングがシーズン2が始まっており、

それからまたみてしまいました。

 

イントロの紹介文では新たな謎がという新展開があるかのようでしたが、いきなり記憶喪失の

退役軍人がまた現れてそれが謎を解いていくかのような展開で見ていたらやはり前回以上に

どうしようもない感じでジュリアロバーツは出てこなくてそもそもホームカミング部門はシーズン1で

廃止され担当者も解雇されていたはずなのにこの記憶喪失者は新たな被害者かという謎がいきなり

突き付けられてまたフロリダタンパのホームカミングのあったところに乗り込むという話に

なるのですが、やはりこれが実に眠りを誘う内容なのです。

 

これはこれで午後の時間に見るととてもいい睡眠導入剤になります。

というわけで私はまた夜のランニングに出かけます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今月の季節のブレンドは

2020年06月01日 23時12分19秒 | 珈琲

いつもなら光のイディアなのですが、昨年早夏をだし、その後青夏と百夏と

皆夢に出てきたイメージから生まれたブレンドで昨年の色々と発見した令和元年と

意識の変化で今年は何と誰が予測しもしなかった新型コロナで外出もできないという

年になってしまい、全国でその憂いを晴らすべく、花火が今日打ち上げられました。

 

まあよく聞く不要不急なことはするなとか会社にも出るなと言われ実に世の中それでも

普通に回っているのが不思議です。もちろん失業してしまったり住むところもなくした

人もいてまさに生死がかかる人もいるわけですが、日本は暴動も抗議のデモもなく政府の

要請だけでそれをおとなしく聞く人がほとんどなわけでこれは国としての豊かさの表れ

で、密になるなとそれを受け入れて客席を間引いてまで営業をする居酒屋とか飲み屋とか

夜の街に出るとまた感染がぶり返すと騒いでいますが、実は院内感染がほとんどなのは

余り指摘されません。

 

土曜日にはバスケットの練習会があったのも今は体育館が使用禁止ですし、ジムまで使用禁止

となり、三日から体育館自体の使用はできるのにジムは閉鎖のままです。

 

これからの梅雨の時期は利用する頻度が増す時期なのに困ったものです。気が付けば五月末の

日曜に行われていたチャレンジデーなども中止のアナウンスを聞くこともなく誰も触れても

いないのですっかり忘れていましたが、検索しても今年は中止というのが出てきません。

マイナーイベントでお年寄りが町内会でせっせと進めている感じのものだったからいまさら

中止になってもだれも気にしない状況なのでしょう。

 

お祭りも中止になり余った花火を上げちゃおうという呼びかけで始まった今日の花火らしいの

ですが、上がったことも全国的なイベントだということも知らない人が多いようです。

 

私は今日は夕方から雨になるとの予報で解除が解けたミューズパークで走ってきました。

 

長年この公園を走っていますので色々なことを思い出したり思ったりしましたが、昨年

早夏を作った経緯もしっかりと思いだし、夢で見たイメージやどんな豆で何を表現するか

まで次々とイメージが湧き、しっかりとそれが表現できたことや普段夏の間は夕焼けと

いうブレンドで済ましていたのに最近は私が抱くイメージからどんな夢を見てどんな

事を考えたとかそんなことを熱心に聞いていかれる方も増え、昨年からの令和のことや

万葉の歌や有馬皇子のこととかテイカカズラのこととか色々とまつわる話が尽きない

一連の流れがコロナによりことごとく根絶やしにされたかのような自粛と家にいろ攻撃で

最近はそれをいかに中和したかの話ばかりです。それはピザトーストだったり、ジェノベーゼ

計画だったり発酵文化だったりしたわけですが、早夏にはそれらに共通するものがあるのかも

しれません。興味のある方は来店の折にでも。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする