King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『man of steel』鑑賞

2020年06月28日 11時24分55秒 | 映画

バットマン対スーパーマンが続編だと知り、当然一作目としてみてみました。

これとバットマン対スーパーマンはプライムなので料金は発生しませんが、

これに続くジャスティスリーグは有料です。

 

この映画はゾッド将軍が追いかけてきてそれを迎え撃ち撃退するところまでなのですが、

カンザスの田舎でいじめられて育ち、大人になり育ての父も死に自分探しの旅にでるという

ところから始まり、最後自分の居場所としてデイリープラネットにクラークケントとして入社する

までが描かれているのですが、今までの漫画や映画では最初から新聞社に正体を隠して

勤めながら人助けをするというところから始まるのが普通で高層ビルの都会で事故が起きると

電話ボックスの中で着替えて空を飛び飛行機や船を担いで飛んだりして助けるというシーンが

作らて来たわけです。ですが、時代が変わり携帯電話やネット社会で映画でもセリフである

新聞など誰も読まない時代となっているのです。その上司役はローレンスフィッシュバーンと

アクションものにはよく出る重厚な味わいな人ですが今回と次回自身のアクション的なシーンは

皆無です。それなのに画面を引き締め発言は重いのでいつ自身も着替えて戦いに参加するのではと

いう感じもしてしまうのでした。それに相手役のゾッド将軍のマイケルシャノンも顔つきは田中要次

なのですがコミック要素より現実的なクリプトン星再興の野望が生者適存の思想とともにまともな

ことのように感じられたりしますが、それはラッセルクロウの父がクリプトン人の全遺伝子情報を

カルエルに入れるというおかしなことから地球人を助ける役割といいつつ自分の星のごたごたを

地球の破壊という行動で行ってしまうことなど正義の人とか地球人の守護者としての意義とか

は案外あやふやなままのスタートなのです。それを逆手にとって奴は破壊者だと敵愾心を持つ人が

いても不思議でなく、街の自警団として自ら体を張って自身の肉体と財力による移動手段や特殊な

スーツと鍛錬という悪と戦うには実践的なスタイルが宇宙由来のスーパーパワーと対峙するというのは

また無理な話なのです。

それに気になったのは目から破壊光線が出てしまうという点や物理原則を無視して空を自由に飛んだり宇宙空間に

まで飛んでいけたり、太陽が若い星というのも実際は50億年も経っていて寿命の半分を消化した壮年期の星なのに

若いと言ったりそこに至る距離感がまるでゼロというのも宇宙を無視した話です。それだけの科学力があり、なぜ

他の星への植民地化が失敗したのかも謎で地球ならソーラーパワーで新たな力を得るというのも全く謎です。

カンザスの田舎でいじめられて育ちそれでも弱者を守り人を助ける人になるというのもケビンコスナーの父の指導

によるものなのでしょうが、まったく秘密にして大人になるというのも考えたら無理なことです。

さらにものすごい力や飛んだりする上にわざわざパンチやタックルなどしなくても目から光線がでるなら

それでことごとく破壊できてしまいます。このように圧倒的パワーなので弱点としてクリプトナイトなるものを

用意しているわけですが、今後敵となるのはどんなものなのかどんな人がまた仲間になるのか気になりますが

スーパーヒーローの特殊ユニットはマーベルがもうやっているのでどうしても二番煎じ的なものは感じてしまいます。

コメント
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