金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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20:吉田夏彦『なぜと問うのはなぜだろう』

2025-02-15 16:52:22 | 25 本の感想
吉田夏彦『なぜと問うのはなぜだろう』
★★★★☆3.5
 
【Amazonの内容紹介】
 
ある/ないとはどういうことか? 心とは何か?
好奇心に駆られ、人間は無数の学問を創造してきた。
永遠の問いを解くための最強の技術、哲学的思考法への誘い。
 
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ちくまプリマー新書で復刊したものの、
もとは小学生向けに書かれたものだというだけあって、
使われている言葉は非常に平易。
ただ、数学も論理学も物理学も、小中学生にはまだわからないだろうから
(中学生でも、数学のことは「計算するもの」くらいの認識だと思う)、
読んでもイメージはしにくい部分が結構あるかもしれない。
 
【メモ1】
ギリシア語で「学問」という意味で使われていた言葉は、
英語だと「フォロソフィ」と「サイエンス」にあたるもの。
もともとはそれほど区別されずに使われていた。
 
【メモ2】
ヨーロッパの人にとって、ゴリラは長いこと
「いるかどうかわからない動物」だった。
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